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◆日本語表記:ブルガリア共和国(通称:ブルガリア)
◆正式名称:ブルガリア語で Република България
◆公式英語表記:Republic of Bulgaria(通称:Bulgaria)
◆首都:ソフィア
国名 | ブルガリア共和国 |
首都 | ソフィア |
面積 | 110,910km2 |
人口 | 7,545,000人 |
言語 | ブルガリア語 |
通貨 | レフ(BGL) |
大統領 | ロセン・プレヴネリーエフ(2014年9月現在) |
宗教 | 正教会の一員であるブルガリア正教会が82.6% |
1月1日 | 元旦 | 9月6日 | 統一記念日 |
3月3日 | 解放記念日 | 9月22日 | 独立記念日 |
4月18日※ | 聖金曜日 | 11月1日 | 民俗復興運動指導者の日 |
4月20日※ | イースター | 12月24日 | クリスマス・イブ |
4月21日※ | イースターマンデー | 12月25日26日 | クリスマス |
5月1日 | メーデー | 12月31日 | 大晦日 |
5月6日 | 聖ゲオルギーの休日 |
※は移動祝祭日のため毎年変わります。
ブルガリアは温暖気候地域に属しています。ブルガリアでは2種類の気候地域の境界にそびえ立つスタラ・プラニア山脈によって、気候が分かれ、ブルガリア南部地方はかなり温暖である一方で、ブルガリア北部地方の冬は厳しい季節になるのが特徴です。
ブルガリアには日本と同じように四季があり、季節ごとに違ったブルガリアを楽しむことができます。しかし、冬は道路が凍結してしまうほど冷え込みますのでしかっりとした防寒対策が必要です。
ブルガリア旅行のベストシーズンは比較的過ごしやすい気候が続く春から秋の5~6月、5〜10月ごろと言われています。
5~6月にはバラの谷でバラ祭りが行われ、毎年多くのお客さんで賑わっています♪
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
ソフィア(℃) | -0.9 | 0.7 | 4.7 | 10.1 | 14.6 | 18.2 | 20.3 | 19.8 | 15.6 | 10.5 | 4.3 | 0.6 |
東京(℃) | 5.5 | 6.2 | 12.1 | 15.2 | 19.8 | 22.9 | 27.3 | 29.2 | 25.2 | 19.8 | 13.5 | 8.3 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
ソフィア(mm) | 26.3 | 36.2 | 35.5 | 52.2 | 66.0 | 72.0 | 52.0 | 53.6 | 39.5 | 34.1 | 45.9 | 39.8 |
東京(mm) | 48.6 | 60.2 | 114.5 | 130.3 | 128 | 164.9 | 161.5 | 155.1 | 208.5 | 163.1 | 92.5 | 39.6 |
【時差】
ブルガリアと日本の時差は7時間です。
日本時間マイナス7時間(UTC+2)ですのでブルガリアが正午のとき、日本は午後7時になります。
サマータイム(4-10月)時は日本との時差は6時間で日本時間マイナス6時間となります。
日本の時刻 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
現地の時刻 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
ブルガリアでは首都ソフィアやルセなどの国境地域や観光客の多い地域で観光客を狙った犯罪が多発しています。特にソフィアの国立文化宮殿、スヴェタ・ネデリャ広場、日本大使館近くのホテル・プリスカ前バス停付近中央駅周辺での犯罪が多発していますので十分な注意が必要です。
日本人観光客がよく被害にあっているのは「スリ・置き引き」です。路面電車や公共交通機関、店舗・飲食店内では被害が多くなっています。ソフィア市内においてはソフィア市内中心部(シェラトン・ホテル、ツム百貨店、ハリ商店街を結ぶ地下通路、スヴェタ・ネデーリャ広場、マリア・ルイザ通り、ヴィトシャ大通り)、国立文化宮殿周辺、ソフィア中央駅、ソフィア中央駅周辺、中央バスターミナル付近及び地下通路、ホテル・プリンセス周辺、ソフィア市内西部及び北部全域での犯罪被害が多くなっています。
ブルガリア観光中は充分な防犯対策をしてスリやひったくり、置き引きなどの被害に遭わないように注意が必要です。油断せずに常識をもって行動しブルガリア旅行を楽しみましょう!
※治安状況は常に変化していますので、出発の前に最新の現地状況をブルガリア大使館や外務省海外安全ホームページで安全情報や注意事項等を必ず確認しましょう。
通貨単位はレフ(複数はレヴァ)Lvと表記します。
補助通貨はストティンキ 1Lv=100ストティンキ
紙幣は100Lv、50Lv、20Lv、10Lv、5Lv、2Lvの6種類
硬貨が1Lv、50ストティンキ、20ストティンキ、10ストティンキ、5ストティンキ、2ストティンキ、1ストティンカの7種類
※2014年9月25日現在1Lvが約71円
ブルガリアでは空港や市内の両替所で両替をすることができます。市内の両替所にはEXCHANGEと英語で書かれた看板がレート表とともに出ています。ブルガリアで最も通用度が高い外貨はユーロの現金で、次にUSドルの現金ですので現地で両替予定がある場合はユーロやドルを用意しておくと良いでしょう。日本円は空港や一部のソフィアの銀行など限られた場所でしか両替できません。
両替所で両替をする場合はパスポートが必要です。また、レートが良くても手数料が高く設定されている場合がありますので両替前に確認するようにしましょう。
トラベラーズチェックは銀行で両替が可能ですが、5%の手数料がかかります。
ATMは都市部や大きい町にありますので、海外対応のキャッシュカードやクレジットカードのキャッシングサービスで現地マネーを引き出すこともできます。
ブルガリアではチップを渡す習慣があります。
・ホテル:料金にサービス料が含まれているので基本的にチップは不要。ただし特別な頼みごとをした場合には1Lv渡すのが良いでしょう。
・レストラン:高級レストランでサービスに満足したときには、料金の10%程度
・タクシー:おつりの小銭をチップにします
ブルガリアではほとんどの商品に付加価値税が20%かかっています。多くの場合、税金を別途に支払う必要はありませんが、一部の高級ホテルでは付加価値税(9%)を宿泊料とは別に徴収する場合があります。
また、免税の対象店で買い物をしたときには、書類を作成してもらい出国地で申請をすれば払い戻しが受けられます。
日本での電圧は100ⅤでプラグはAタイプですが、ブルガリアの電圧220V、周波数は50Hz、プラグはCタイプですので気を付けましょう。
日本製の100Ⅴのものを使う場合には変換プラグ・変圧器が必要な場合があります。電圧と消費電力は取扱説明書や製品本体に表示されています。「全世界対応タイプ100V~240V」の製品でしたら変換プラグを使うだけでそのまま使用できますが、「日本対応タイプ100V」の製品の場合は変換プラグ・変圧器の両方が必要となります。
日本の製品をブルガリアで使う予定のある方は事前に確認して行きましょう。
日本の電気製品を海外で使用するために、電源プラグ形状を変換するためのアダプターです。使いたい電化製品が全世界対応タイプ100V~240Vタイプのものでしたらこの変換プラグに差し込みそのまま使用できます。この変換プラグは日本の家電量販店や空港などで200円~500円と手頃な価格で購入できます。旅行前に1つは用意しておくとよいでしょう。また、旅行にたくさん行かれる方は約2000円程で手に入る、どこの国のプラグにも対応可能なマルチタイプの変換プラグがおすすめです。
変圧器とは使用する電化製品の電圧を海外の電源電圧に変更するものです。例えば日本の製品をルーマニアで使う場合この変圧器を通して使えば日本の製品100Vのものをルーマニアの電源電圧230Vに変換してくれます。
消費電力の小さい電化製品なら旅行用の変圧器(約3000円~)で使用することができますが、消費電力の大きい電化製品(ドライヤーなど)は旅行用の小さな変圧器では使用できません。ホテルで変圧器を貸し出しているホテルも一部ありますので出発前に確認していくことをおすすめします。
ブルガリアでは、国内同士の通信は高速ですが、海外のサイトを見る場合速度はあまり速くありません。
ブルガリアの大都市ではインターネットカフェがあり気軽に利用することができます。ただし、インターネットカフェでPCを利用する際にはパスワードなど個人情報が残らないように注意しましょう!
★電話のかけ方【ブルガリア→日本】
国際識別番号は「00」、日本の国番号は「81」です
・03-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-3-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※市外局番の最初の「0」は不要です。エラーになる場合があるのでご注意ください。
・携帯電話090-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-90-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※こちらも同様で携帯番号の最初の0は不要です。
★電話のかけ方【日本→ブルガリア】
利用する電話会社や電話の種類(固定電話、IP電話、携帯電話)で番号が異なります。事前に確認が必要です。
利用している電話会社のウェブサイトで確認できます。
・例)KDDI(001)からブルガリア02-1234-5678へ電話する場合(※ブルガリアの国番号は「359」です)
001-010-359-2-1234-5678
(利用する電話会社のアクセスコード+国際通話識別番号+ブルガリアの国番号359+相手の番号※)
※ブルガリアからかける場合と同様、電話番号の最初の「0」は不要
ブルガリアの郵便局には大きく「ПOША(ポシュタ)」と書かれているので簡単に見つけることができます。
【郵便料金】
・ハガキ1枚:0.50Lv
・ハガキと20gまでの封書:1.40Lv
約1週間で日本に到着します
【郵便局の営業時間】
・ソフィア中央郵便局
住所:yл.Гeн.Гypкo 4
営業時間:月-土8:00-19:00、日曜:10:00-16:00
・ヴェリコ・タルノヴォ郵便局
営業時間:月-金7:00-19:00、土8:00-16:00、日曜休み
・プロヴディフ郵便局
営業時間:月-土7:00-19:00、日要7:00-11:00
・ビザ:ブルガリアに90日までの観光目的の滞在であればビザを取得する必要はありません。
・パスポート:入国時に6ヵ月以上の残存有効期間が必要です!出発前に必ず確認しましょう。
※※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
【ブルガリア共和国大使館 Embassy of the Republic of Bulgaria】
住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-36-3
電話:03-3465-1021~24 FAX:03-3465-1031
日本からブルガリアへの直行便は現在ありませんので、最低一度は周辺国の各都市で乗り換える必要があります。ウィーン、パリ、フランクフルト、ミラノ、モスクワ、イスタンブールの都市を経由するのが良いでしょう。
日本からブルガリアまでのフライト時間は乗り継ぎも含め約14-19時間ほどです。
日本やヨーロッパからの乗り継ぎ便や直行便は、「ソフィア・ヴラジデヴナ国際空港」に到着します。ソフィア・ヴラジデヴナ国際空港は、ブルガリアの首都であるソフィア東部にある国際空港です。
【ブルガリアへの入国】
①入国審査
イミグレーションカウンターでパスポートを入国審査官に提示して入国スタンプを押してもらいましょう。
②荷物の受け取り
搭乗した便名が表示されているレーンへ行き荷物を受け取りましょう。スーツケースは似たデザインのものが多いので取り間違えに注意しましょう。スーツケースにはネームタグをつけ、目印をつけておくのもよいでしょう。
もし荷物が見つからない場合や破損していた場合、荷物預り証を持って係員に相談しましょう。
③税関申告(必要がある場合のみ)
税関申告が必要な方は赤色のサインが出ている税関カウンターへ向かいます。酒やタバコの免税範囲を超えている場合は、申告が必要です。申告するものがある場合は、検査台へ進み検査を受けます。
申告するものがない場合は緑色のサインが出ている出口へと向かいましょう。
【出国準備】
個人で旅行の方は、出発の72時間前までに帰国便の確認をしましょう。再確認が必要でない航空会社もあるので事前に旅行会社または航空会社に確認しておくとよいでしょう。
また、搭乗便出発の48時間~1時間前(航空会社によって違いあり)からインターネットでチェックインができるサービスを行っている航空会社も多くあるので事前に確認することをお勧めします。事前にチェックインしておくと当日スムーズに出国手続きができます。
①搭乗手続き
利用する飛行機の便名・時間を案内板で、チェック(搭乗手続き)している場所を確認します。カウンターへ行きチェックインと手荷物でない荷物を預けます。(事前にwebチェックインを利用しチェックイン済みの方は荷物を預けるだけです)
②出国審査
出国審査のカウンターへ行き、審査官にパスポート、搭乗券を提示します。本人であることが確認されたら、パスポートに出国スタンプが押され返却されます。
③手荷物検査
機内持ち込みの荷物検査、ボディチェックがあります。機内持ち込み禁止物や液体類については規制があるので注意が必要です。時間によっては混み合う場合があるので余裕をもって行きましょう。
④搭乗
飛行機の離陸予定時間30分前に搭乗が始まります。乗り遅れないようにしっかりと時間に余裕をもって行動しましょう
ブルガリア国内の鉄道は、ブルガリア国鉄によって運営されています。ブルガリア国鉄(BDZ)が主要都市を結ぶ路線をカバーしており、便数は少ないですが地方都市まで路線がいくつかあります。主要観光地にはほとんど列車で行くことができ、発車時刻もほぼ正確ですので時間があえばとても便利な移動手段です。
ブルガリアの首都ソフィアでは地下鉄が走っています。
2009年9月現在駅の数は14駅あり、ソフィア観光にはとても便利で気軽に利用できる移動手段の1つです。
主要都市間を結ぶ交通は、鉄道よりもバスのほうが便数が圧倒的に多くなっています。ブルガリアのバスは、Group、ETAP社など私営のバス会社や公営バスが網目のように国内の路線をカバーしています。
トロリーバスの運行は運行は5:30~23:00くらいで、バス、トラム、トロリーバスの切符は共通で1乗車1Lvです。
切符は、停留所近くにある小さな切符売り場やキオスクで購入することができます。
トラムの運行は5:30~23:00くらいで、バス、トラム、トロリーバスの切符は共通で1乗車1Lvです。切符は、停留所近くにある小さな切符売り場やキオスクで購入することができます。
ブルガリアのタクシーは黄色い車体と料金の表示が義務づけられています。1キロ辺りの走行料金、夜間料金、電話呼び出し料金などが書かれた料金表が、フロントガラスなど外に必ず貼ってありますので乗車前に確認しましょう。運賃はタクシー会社により、かなりの差があります。