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車の通らないヴェネツィアでの日常の交通手段はヴァポレットや水上タクシー、ゴンドラ、トラゲットなどが主な移動手段です。目的地によって効率よく使い分けましょう。これらの船の料金は、他都市を運行するバスなどに比べ高めなので観光目的で利用すると良いでしょう。またカッレと呼ばれる市内の小路をたくさんの小橋を渡りながら徒歩で散策するのもべネツィアの醍醐味の一つ。どのアングルも絵画のように美しく、また他の都市では味わえない街全体が迷路のようになっており独特な雰囲気が楽しめるでしょう。
ヴェネツィア本島の大運河沿いに点在する32の乗船所と離島を基本10線路で結ぶ。ヴァポレットから眺める風景が抜群なので、初めてのヴェネツィア旅行や大運河沿いの美しい建築物巡りにおすすめ。
乗船料:
1回券€6,50(60分有効)
12時間券€16
24時間券€18
7日間券€50
ヴァポレットに比べ小運河にも入っていけるので急いでいるときに便利。主要ヴァポレット乗船所の近くにある”TAXI”の看板が目印で空港やリド島やムラーノ島などに運行している。15人乗り制限されており料金は比較的高め。水上タクシーには横長い黄色いバンドに”TAXI”とかかれているのが認証されているもの。いわゆるそれ以外の”白タク”には注意。
乗船料:
・マルコ・ポーロ空港~ヴェネツィア中心地 €45
・マルコ・ポーロ空港~リド島 €55
・リド島~ヴェネツィア中心地 €36
・ローマ広場~サンマルコ広場 €41
・トルチェッロ島~ブラーノ島又はヴェネツィア中心地 €60
*メーターは7分後とに€14、その後15秒ごとに€0,25加算される。
*夜間、祭日、荷物の量により料金はその都度追加される。
*マルコ・ポーロ空港から1つの目的地の往復のチケットは10%割引。
大運河には4つの橋しかかかっていないので、橋から距離のある場所から対岸に渡るときに便利。乗船所は魚市場やカ・レッツォーニコ付近の大運河沿いに7箇所あり乗船料は50セント。乗船の際に直接ゴントリエーレに支払う。乗船は立ち乗りで運行。
交通手段というよりも観光名物となっているゴンドラ。世界で唯一の魅力的な小舟への乗船所は主にサンマルコ広場、リアルト橋、サンタ・ルチア駅から利用できるが、その付近に出るカッレ(小路)でも客引きのゴンドリエーリに出くわす。料金は40分€80で、19:00以降は€100。料金は高めなので片言の英語やジェスチャーなどであらかじめ交渉をしておくのが無難だ。