スリランカ、ネパール、バングラデシュ、ブータン、モルディブの観光情報
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◆日本語表記:ブータン王国
◆正式名称:Druk Gyalkhap(ラテン文字表記)
◆公式英語表記:Kingdom of Bhutan
◆首都:ティンプー
国名 | ブータン王国 |
首都 | ティンプー |
面積 | 38,400km2 |
人口 | 697,000人 |
言語 | チベット語系のゾンカ語 |
通貨 | ヌルタム (BTN) |
国王 | ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(2014年12月現在) |
宗教 | チベット仏教(ドゥク派)、チベット仏教(主にニンマ派)、ヒンドゥー教徒 |
2月21-23日 | 現国王誕生日 | 4月15日 | 花祭り |
5月2日 | 第3代国王誕生日 | 5月10日 | パドマサンババ生誕記念日 |
6月2日 | 現国王戴冠記念日 | 6月4日 | 初転法輪 |
7月30日 | 第3代国王逝去日 | ダサイン | |
9月22日 | 安雨居 | 9月22日 | 神降祭 ラパウトゥーチェン |
11月11日 | 第4代国王誕生日 | 11月5日 | Meeting of Nine Evils |
12月17日 | 建国記念日 | 12月1日 | Traditional Day of Offering |
1月1日-2日 | 新年 |
ブータンの気候は、標高によって異なり、インドとの国境付近の亜熱帯性気候、標高1200メートルから3000メートルのブータン中部のモンスーン気候、山岳地域の極地気候まであります。だいたい大ざっぱに分けて6~8月が雨期、9~5月が乾期となっています。ブータンは気候の変化が激しい地域で夏は暖かく、昼間の気温は20~25℃くらいですが、冬は通常15℃以下になることもあります。また標高差による寒暖の変化に加え、山地特有の日中と夜間の温度差も激しいので夏服と冬服の両方を準備しておくとよいでしょう。
春は気候が安定しているため、最高の旅行シーズンとなっています。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
ティンプー(℃) | 4.9 | 7.5 | 10.2 | 13.6 | 17.8 | 19.8 | 20.2 | 20.4 | 19.1 | 16.2 | 11.5 | 6.7 |
東京(℃) | 5.5 | 6.2 | 12.1 | 15.2 | 19.8 | 22.9 | 27.3 | 29.2 | 25.2 | 19.8 | 13.5 | 8.3 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
ティンプー(mm) | 15 | 41 | 23 | 58 | 122 | 246 | 373 | 345 | 155 | 38 | 8 | 3 |
東京(mm) | 48.6 | 60.2 | 114.5 | 130.3 | 128 | 164.9 | 161.5 | 155.1 | 208.5 | 163.1 | 92.5 | 39.6 |
【時差】
ブータンと日本の時差は3時間です。
日本時間マイナス3時間(UTC+6)ですので日本が正午のとき、ブータンは午前9時になります。
日本の時刻 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
現地の時刻 | 21 | 22 | 23 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
一般的にブータンはとても治安の良い国です。強盗事件などの凶悪犯罪は近隣諸国と比較して多くありませんが、首都では、窃盗、街中でのけんかが起こるようになっていますので、夜間にひとりで出歩くことなどは避けた方が良いでしょう。また、インド国境に接する南部地域は、インドの分離独立運動の関係で治安は安定していません。市内には野良犬が多くいますが狂犬病の予防注射は一般的でないので近づかないようにしましょう。
※治安状況は常に変化していますので、出発の前に最新の現地状況をブータン大使館や外務省海外安全ホームページで安全情報や注意事項等を必ず確認しましょう。
通貨単位はヌルタムNu(Ngultrum)
紙幣は1000、500、100、50、20、10、5、2、1の9種類
硬貨が1Nu、50Ch、25Chの9種類
※2014年12月現在1BTNが1.9165円
ブータンで両替をする場合、空港、各地の銀行、大きなホテルなどで両替をすることができます。使いきれなかったヌルタムは両替のレシートがあれば外貨に再両替することができますのでレシートは大切に保管しておきましょう。
また首都ティンプーには国際キャッシュカード対応のATMがありクレジットカードによるキャッシングや国際キャッシュカードでの現金の引き出しが可能です。手数料やレートはカード会社によって異なりますので事前に確認しておくと良いでしょう。トラベラーズチェックを持っていく場合にはアメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックをおすすめします。
ビザとマスターのクレジットカードは、広く利用可能です。
ブータンにはチップを渡すという習慣はなくホテルやレストラン、タクシーなどでもチップは不要です。ガイドや運転手にチップを渡したいかどうかは、旅行者の判断になります。
基本的に商品には税がかかりませんがホテル、レストランの料金には10%の税金がかかります。
日本での電圧は100ⅤでプラグはAタイプですが、ブータンの電圧230-240V、周波数は50Hz、プラグはB,B-1dタイプですので気を付けましょう。
日本製の100Ⅴのものを使う場合には変換プラグ・変圧器が必要です。電圧と消費電力は取扱説明書や製品本体に表示されています。「全世界対応タイプ100V~240V」の製品でしたら変換プラグを使うだけでそのまま使用できますが、「日本対応タイプ100V」の製品の場合は変換プラグ・変圧器の両方が必要となります。
日本の製品をブータンで使う予定のある方は事前に確認して行きましょう。
日本の電気製品を海外で使用するために、電源プラグ形状を変換するためのアダプターです。使いたい電化製品が全世界対応タイプ100V~240Vタイプのものでしたらこの変換プラグに差し込みそのまま使用できます。この変換プラグは日本の家電量販店や空港などで200円~500円と手頃な価格で購入できます。旅行前に1つは用意しておくとよいでしょう。また、旅行にたくさん行かれる方は約2000円程で手に入る、どこの国のプラグにも対応可能なマルチタイプの変換プラグがおすすめです。
変圧器とは使用する電化製品の電圧を海外の電源電圧に変更するものです。例えば日本の製品をブータンで使う場合この変圧器を通して使えば日本の製品100Vのものをブータンの電源電圧230Vに変換してくれます。
消費電力の小さい電化製品なら旅行用の変圧器(約3000円~)で使用することができますが、消費電力の大きい電化製品(ドライヤーなど)は旅行用の小さな変圧器では使用できません。ホテルで変圧器を貸し出しているホテルも一部ありますので出発前に確認していくことをおすすめします。
ブータンでは、ティンプー市内のほか主要な町にはインターネットカフェがあります。
料金は、1.5~2Nu/分程度で利用することが可能です。パソコンが日本語対応していない場合もありますので利用する前に確認する語が良いでしょう。
★電話のかけ方【ブータン→日本】
国際識別番号は「00」、日本の国番号は「81」です
・03-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-3-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※市外局番の最初の「0」は不要です。エラーになる場合があるのでご注意ください。
・携帯電話090-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-90-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※こちらも同様で携帯番号の最初の0は不要です。
★電話のかけ方【日本→ブータン】
利用する電話会社や電話の種類(固定電話、IP電話、携帯電話)で番号が異なります。事前に確認が必要です。
利用している電話会社のウェブサイトで確認できます。
・例)KDDI(001)からブータン011-1234567へ電話する場合(※ブータンの国番号は「975」です)
001-010-975-11-1234567
(利用する電話会社のアクセスコード+国際通話識別番号+ブータンの国番号975+相手の番号※)
※ブータンからかける場合と同様、電話番号の最初の「0」は不要
【一般的な郵便局の営業時間】
月-金曜 9:00~17:00(12~2月は16:00まで)
土曜 9:00~13:00
日曜・祝日:休業日
・ハガキ1枚 20Nu
・封書(20gまで) 20Nu
ブータンから日本まで約1-2週間程度で到着します。
ブータン入国の際にはビザが必要になります。ビザ取得の方法はかなり特殊になっていますのでしっかりと理解しておきましょう。
ブータンの入国申請とビザ取得は通常、旅行会社を通じて行います。あらかじめ現地の旅行会社を通してスケジュールを決め、公定料金を支払う必要があります。その後ビザ・クリアランスという書類が作成されます。その書類にあるビザ・クリアランス・ナンバーが入国の際のビザ発行時に必要になります。
パスポートはブータン出国日を含んで6ヵ月以上の有効残存期間が必要となりますので出発前に必ず確認しておきましょう。
※※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
現在日本からブータンへの直行便はありません。バンコクなど第3国で乗り継ぐ必要があります。フライト時間は乗り継ぎ国によって異なりますが、バンコク経由の場合約4~5時間となります。
【ブータンへの入国】
①入国審査
イミグレーションカウンターでパスポートと入国カードを入国審査官に提示して入国スタンプを押してもらいましょう。
②荷物の受け取り
搭乗した便名が表示されているレーンへ行き荷物を受け取りましょう。スーツケースは似たデザインのものが多いので取り間違えに注意しましょう。スーツケースにはネームタグをつけ、目印をつけておくのもよいでしょう。
もし荷物が見つからない場合や破損していた場合、荷物預り証を持って係員に相談しましょう。
③税関申告(必要がある場合のみ)
税関申告が必要な方は税関カウンターへ向かいます。酒やタバコの免税範囲を超えている場合は、申告が必要です。申告するものがある場合は、検査台へ進み検査を受けます。
申告するものがない場合はる出口へと向かいましょう。
【出国準備】
個人で旅行の方は、出発の72時間前までに帰国便の確認をしましょう。再確認が必要でない航空会社もあるので事前に旅行会社または航空会社に確認しておくとよいでしょう。
また、搭乗便出発の48時間~1時間前(航空会社によって違いあり)からインターネットでチェックインができるサービスを行っている航空会社も多くあるので事前に確認することをお勧めします。事前にチェックインしておくと当日スムーズに出国手続きができます。
①搭乗手続き
利用する飛行機の便名・時間を案内板で、チェック(搭乗手続き)している場所を確認します。カウンターへ行きチェックインと手荷物でない荷物を預けます。(事前にwebチェックインを利用しチェックイン済みの方は荷物を預けるだけです)
②出国審査
出国審査のカウンターへ行き、審査官にパスポート、搭乗券を提示します。本人であることが確認されたら、パスポートに出国スタンプが押され返却されます。
③手荷物検査
機内持ち込みの荷物検査、ボディチェックがあります。機内持ち込み禁止物や液体類については規制があるので注意が必要です。時間によっては混み合う場合があるので余裕をもって行きましょう。
④搭乗
飛行機の離陸予定時間30分前に搭乗が始まります。乗り遅れないようにしっかりと時間に余裕をもって行動しましょう