バーニャ - 欠かすことができない伝統あるロシア文化

バーニャ(Banya/ロシア式サウナで蒸し風呂の一種)はロシアで最も古い伝統の一つです。現在では多くのロシア人にとって欠かすことができない健康施設でもあります。その歴史は紀元前440年まで遡り、それは古代スキタイ人が熱い石の上に水を注ぐことによって蒸気を得るテント風呂で過ごしていたのが始まりなんだそう。熱い蒸気は血の巡りを良くし病気に負けない体を作ってくれるでしょう。ちょっと太りすぎてしまった時のダイエットにもオススメです♪バーニャでは皆思い思いにリラックスして入浴を楽しみます。特に夏の別荘はバーニャを備えていることも多いので家族や友人とロシアを満喫するにはもってこいです。

バーニャ内部

バーニャにはParanaとPredbannikという2つの木造の部屋があります。Paranaは熱い蒸気が大量に充満した部屋で、壁の周りには階段状にレイアウトされた木のベンチがあります。対してPredbannikは熱い部屋から抜けお茶を飲みながら休憩ができる部屋となります。十分に温まった後は冷たいプールへGO!なんてこともできますよ。シベリアではプールの代わりに雪に飛び込む!?...なんて話もあるそうです。

Venik

金星探測機(Venik)と呼ばれる小枝の束。小枝は樫や白樺の木の物を使っています。使い方は簡単、この束を冷水に浸した後全身に叩き込むだけ!友達と一緒にやるとたのしさも倍増です♪

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