ペルーの一般マナーとチップ

公共の場でのマナー

■遺跡観光
ペルーには貴重な遺跡や世界遺産が数多くあります。これらの遺跡内ではゴミを捨てずに持ち帰る、立入禁止区域には入らないなどの注意事項をしっかりと守りましょう。

■写真撮影禁止・規制場所
美術館・博物館、政府関係施設、軍施設、警察施設は、基本的に写真撮影は禁止されています。撮影には許可が必要です。

■車
タクシーや長距離バスに乗る場合は、座席の位置に関係なくシートベルト着用が義務になっています。特に。運転マナーや運転も荒いので、シートベルトをするのが安全です。

■慣習
・親指と人差し指で作るOKサインは、ペルーではタブーです。誤解を与えるので、気をつけましょう。
・人を呼ぶ際は、日本でやるように手のひらを下にして、指を自分の方向に動きます。欧米のように、手のひらを上に向けて手招きするのは、無礼とされています。
・ペルーのランチはとても大きく、そのためディナーの時間帯が21時頃と比較的遅いのが一般的です。

■教会
教会は神聖な場所です。帽子は取り、写真撮影はフラッシュをたかないように。また大声でのおしゃべりも避けましょう。

■トイレ
基本的に公共トイレは有料。また、便座が外されているところがほとんどです。トイレットペーパーが備え付けられていないところが多いので、自身で持ち歩くようにしましょう。さらに、水に溶けないトイレットペーパーを使用しているので、使用したトイレットペーパーは流さずに備え付けのゴミ箱に捨てます。

■喫煙
喫煙の規制が強化されているペルーでは、屋内の公共スペースは全面禁煙です。さらに屋外でも喫煙スペースが限られています。所定の場所以外での喫煙は控えましょう。18歳未満の飲酒、喫煙は不可。購入もできません。

■ショッピング
ペルーではお店に出入りする際は挨拶をするのが一般です。入った時は「こんにちは。」出る時は「ありがとう、さようなら。」と店員に声をかけましょう。

●レディーファースト
・扉は男性が開け、女性が先に中に入るようエスコートしましょう。

■レストラン
ペルーではほとんどのレストランが普通の服装で大丈夫ですが、高級なレストランでは男性はサンダルやジーンズを避け、男性はジャケット、女性はワンピース等を着用し、正装するようにしましょう。
また、食べる際に、カチャカチャと食器の音をたてたり、ずるずる、くちゃくちゃと食べる事はペルーでは非常に行儀の悪い行為です。気をつけましょう。

チップ

ペルーでは、受けたサービスに対してチップを払うのが一般的です。

■レストラン
レストランのランクや、受けたサービスにもよりますが、料金の5-10%をチップとしてテーブルに置きます。サービス料が含まれている場合もありますが、その際にもやはり5-10%を置きましょう。

■タクシー
基本的には必要ないとされています。しかし、空港などで荷物を運んでもらったり、トランクに積んでもらった際には、チップを渡すようにしましょう。その際、区切れのいいお金を出し、お釣りはいらないと言うのがいいでしょう。少額紙幣でないと、お釣りがない場合などがあるので要注意。いずれにしても、小銭程度のチップで十分です。

■ホテル
ポーターやルームキーパーにチップを払います。US1ドル程度が一般的です。
ルームサービスを頼んだ時は、料金の15%ほどのチップが一般的ですが、料金に既にサービス料が含まれている場合はチップは必要ありません。

■観光地
空港や観光地では、勝手に荷物を運んでくれたり観光ガイドを押し売りしてくる人がいます。その際は、チップを要求されることがあります。必要がない場合は、はっきりと断りましょう。

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