ペルーの通貨と両替

これまでは「Nuevo Sol」(ヌエボ ソル)と呼ばれておりましたが、この「ヌエボ」が外れ「Sol」(ソル)が正式名称となります。ペルーの通貨単位は、Sol(ソル)。略号は、S/.。ソルの下に、Centimo(センティモ)です。1ソル=100センティモ。2014年1月27日時点で、S/.1は約36円です。

紙幣の種類

S/.10、S/.20、S/.50、S/.100、S/.200の5種類

硬貨の種類

S/.1、S/.2、S/.5、1Centimo、5Centimos、10Centimos、20Centimos、50Centimosの8種類

両替

ペルー国内では空港や両替所、銀行などで両替が可能です。銀行のレートはあまり良いとは言えません。これに対して両替所のそれは銀行のものよりは良いです。しかし、偽札を渡されたり、計算をごまされる恐れがあります。

日本円の両替はほぼされておらず、されていたとしても大変レートの悪いものになっています。持参するのはUSドルをおススメします。現地通貨同様にUSドルも利用できます。その際には、少額紙幣にしてもらいましょう。支払い時に時間がかかるなど面倒がかかります。

トラベラーズチェックは、利用できるところが限られ、現金化の際に再度手数料がかかります。しかし、紛失時にも再発行でき、安全面を優先する方にはこちらがおススメです。

クレジットカード

高級ホテルやレストラン、おみやげ店などではクレジットカードが利用できます。しかし比較的料金の安い宿や、食堂、スーパーなどではクレジットカードは利用できないのでご注意ください。
ペルーで利用できるのは、VISA、Master、American Expressです。利用時にパスポートの提示を求められる場合があり、その際オリジナルのものでないと受け付けないことがあるので、クレジットカードを利用する場合にはパスポートを持ち歩く必要があります。
また、他の国と違うのはクレジットカード利用時に、ほとんどのお店で手数料がかかることです。数%の手数料がかかり、またカード詐欺もあるので利用場所、頻度に関しては注意が必要です。

ATM

ATMの普及率が上がってきたペルーでは、空港や街中にATMを見られるようになりました。国際キャッシュカードやクレジットカードのキャッシングによって現金を引き出すことができます。
しかし、街中のATMではカード情報が抜き取られるような細工がしてあったり、隠しカメラが取り付けられているなど、クレジットカードのクローンを作る犯罪が深刻化しています。不便ではありますが、警備員がいる時間帯に、銀行内のATMを利用することを心掛けましょう。
現金を引き出す際には、手数料がかかります。また、銀行によっても手数料がかわります。ペルー全土にある「Bainco de la Nación」では手数料無料になっています。さらに、「Scotiabank」も手数料がかからないことが多いようです。

偽札

ペルー国内で流通している米ドル以外にも、現地通貨ソルにおいてもかなりの数の偽札や硬貨が出回っています。

SNSでシェア!

このエントリーをはてなブックマークに追加