スウェーデンの治安

治安の良いイメージが強いスウェーデンですが現在犯罪数は増加傾向にあります。特に夏の観光シーズンには観光客を狙った犯罪が多発しています。犯罪被害に遭わないためにもしっかりとした知識を身に着けスウェーデンを思いっきり楽しみましょう♪

よく起きている被害例

置き引き・スリ

【よくある被害一例】
・レストランやカフェで座った時、荷物が目から離れた瞬間に置き引きに遭う
・お買い物に集中している間にスリに遭う
・美術館で絵画や作品に集中している間にスリに遭う
・空港や駅で荷物から目を離したすきに置き引きに遭う

【防止策】
・地下鉄や空港のロビーなど人が大勢いる場所では荷物から目を離さない
・航空券やパスポートなどの貴重品はホテルのセーフティボックスに預けておくとよい
 (パスポートはコピーを持ち歩くとよい)
・大金を持ち歩かない。現金は必要最低限にする
・かばんは完全に口の閉じるタイプのものにする
・お財布などの貴重品はかばんの奥、または内ポケット等外から見えにくいところにしまう
・現金とクレジットカードを別々にして持ち歩く

■ニセ警官による被害

【ニセ警官の手口】
地図を持った人が何か尋ねてくる、または写真を撮ってほしいと言われる。そのとき、または直後にニセ警官(ニセの警察手帳を持っていることが多い)がやってきて麻薬捜査等の何か理由を付けてパスポートの提示、かばんや財布の検査を要求してくる。そして現金やクレジットカード、パスポートを盗まれる被害が出ています。

【防止策】
警察官が公道上で、麻薬捜査を理由に旅行者等の財布の中を検査したり、身体に触ったりする事はまずありません!まず警察と名乗る人に声を掛けられたら警戒しましょう。
・人通りの少ない道は特に注意しましょう
・地図を広げた外国人旅行者らしき人物から話かけられたり、カメラのシャッター押して欲しいといわれたらまず警戒する。ニセ警官の仲間である場合が多い
・警察官らしき者から麻薬捜査と言われても応じない
・それでも離れない場合は警察で話しましょうと言うか、大使館で話しましょうと言いましょう。絶対に財布やパスポートを渡してはいけません

貴重品紛失・盗難時の対処法

パスポートやお財布などの貴重品を紛失してしまった、または盗難に遭ってしまった場合の対処法をご紹介します。
万が一紛失・盗難に遭ってしまった場合、パニックにならず落ち着いて行動できるよう予め知識を付けておきましょう!

【クレジットカード】

ただちにカードを停止するためカード会社へ連絡してください。パスポート、警察で作成する盗難・紛失証明書、またカードの番号と有効期限がわかっていれば即日~数日で再発行可能なカードもあるので確認するとよいでしょう。万が一の紛失や盗難に備えて手持ちのクレジットカードのカードのカード会社の緊急連絡先、カード番号、有効期限は必ずメモをしてお財布とは別にして常に持ち歩きましょう!

【トラベラーズチェック】

指定の緊急連絡先にすぐに連絡しましょう。盗難・紛失証明書とパスポート、購入控えを持ってT/C発行会社の支店に行き申請し受理されるとだいたい1日~数日で再発行されます。申請には盗難・紛失したT/Cの金額と番号も必要なので番号や緊急連絡先はクレジットカードの緊急連絡先と同様にメモしておきましょう。

警察で「盗難・紛失証明書」を作成してもらう

盗難・紛失証明書は航空券やパスポート、クレジットカード・トラベラーズチェックを再発行する際に必ず必要になります。また稀ではありますがお財布や現金などの貴重品が見つかった際の連絡手段にもなります。
盗難・紛失した際は最寄りの警察署で作成してもらいましょう。

【航空券】

まずは警察署にて盗難・紛失証明書を作成してもらいましょう。航空会社や航空券によって手続き方が異なる場合があるため航空会社に連絡をして確認するのが良いでしょう。万が一にの場合でも速やかに対処できるように航空券のコピーや航空会社の連絡先を控えておくのがおすすめです。

【パスポート】

パスポートを紛失した場合、韓国の日本大使館で再発行してもらいます。盗難・紛失証明書が必ず必要になります。予めパスポートのコピーを持ち歩くと万が一の場合でも速やかな対処ができるでしょう。詳しい申請方法・書類はこちらでご確認ください

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