エリア:シャンゼリゼ・凱旋門 観光ジャンル: 世界遺産 観光名所・旧跡
観光の特徴: 必見! カップル ファミリー 子供連れ ひとり旅 シニアシャンゼリゼ大通りの西側の入り口にそびえ立つエトワール凱旋門は世界有数の観光名所。フランス軍の勝利と栄光を称えるために建てられた建造物で、1806年に着工、1836年に完成しています。パリは、この凱旋門を中心に12本の通りが放射状に延び、地図上でその姿が「星=エトワール(仏語)」に見えることから、パリの凱旋門は「エトワール凱旋門」と呼ばれます。内部のらせん階段を上ることもできます(有料)。
■交通:M①②⑥Charles de Gaulle E’toile
■住所:Pl.Charles de Gaulle 75008
■電話:01 55 37 73 77
■時間:10:00~23:00
■定休:無休
■料金:€9.50
らせん階段を登り切った最上階には、凱旋門の建築の歴史や彫刻の模型、映像装置などを展示。門のレリーフとなった「ラ・マルセイエーズ」の一部を複製した彫刻も観られます。ミュージアムショップも併設。
屋上はすべて展望台になっており、地上50mから360度に広がるエトワール(星)のような12本の大通りを見渡せます。展望台へのアクセスは、メトロの地下出口を出て地下道の入り口にチケット売り場があります。ここで屋上展望台のチケットを購入します。
凱旋門の真下にある丸いモチーフは「無名兵士の墓」。第一次世界大戦で戦没した150万人の兵士を弔うために、1人の戦死した兵士を選び収めました。誰なのか名前もわからないため「無名兵士の墓」と呼ばれます。追悼の炎の点灯、献花は毎日行われます。
「凱旋門」とは、軍事的勝利を称え、その勝利をもたらした将軍や国家元首、軍隊などが凱旋式を行うセレモニーのために造られた「門」のこと。発祥は古代ローマ時代まで遡り、フランス国内はもちろん、イタリア、スペイン、ドイツ、北朝鮮や日本にも存在します。パリ周辺にも、エトワール凱旋門から直線上に2つの凱旋門があるので、“凱旋門3ヵ所巡り”をしてみては。
パリ郊外のラ・デファンス(オー=ド=セーヌ県ピュトー)にある「ラ・グランダルシュ(新凱旋門)」は、人権宣言200周年となる1989年に落成。高さ110mの高層ビルで、側面と内部はガラス張りになっており、オフィスとしてもりようされています。
■交通:M①La Defense Grande Arche
■電話:01 49 07 27 27
ナポレオン・ボナパルトの戦勝を祝い、1808年に建設されました。8本のバラ色の円柱大理石で支えられた華やかな凱旋門で、チュルリー公園の中にあります。この凱旋門の大きさが不満で、後にエトワール凱旋門建設を命じたと言われています。
■交通:M①Palais Royal Musee du Louvre
■住所:Jardin du Louvre Carrousel 75001
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