メキシコの気候

メキシコといえば、砂漠にサボテンといったイメージがあり、暑い国と思う方も少なくないと思います。確かに北部のチワワのような場所に行けばそのイメージ通りの光景に出会うこともあります。しかし、首都メキシコシティは標高2000mを超える高地にあるため、猛烈な暑さはありません。
北半球にあるため日本と同じ暑くなる時期、寒くなる時期は同じですが、四季はなく雨季(6-9月)と乾季(10-5月)に分かれます。また、海岸沿いや中央高原部、砂漠地帯など地域によって気候差があるのが特徴です。

メキシコシティの気候

メキシコシティや、グアナファト、グアダラハラなどは中央高原地帯に位置しています。特徴としては、標高の高い高地に位置しているため、1日の寒暖の差が激しいです。日差しが強いため、日向にいる時は暑くて汗をかきますが、日陰に入ったり日が沈むと一気にヒンヤリ涼しくなり、時には寒く感じます。湿度はなくカラッとしています。
強い日差しから肌を守るため、日焼け止めを塗ったり、帽子・サングラスをかけるなどの対策をしましょう。日本の冬の時期でも昼間は半袖の人をよく見かけるほど暖かいですが、夜になると一気に温度が下がり、最低気温も5℃程になるのでジャケットやマフラーなどの防寒着が必要になります。重ね着が出来るような服をたくさん持って行くことをおススメします。
雨季(6-9月)の乾季は、毎日のように必ず午後から強いスコールが降りだし、短時間雨を降らせます。雨が降り出すと肌寒くなりので、上着を持つといいでしょう。

メキシコシティの気温・降水量

123456789101112
最高気温(℃)21.222.925.726.626.524.62323.322.322.221.820.8
最低気温(℃)5.87.19.210.811.712.211.511.611.59.87.96.6
降水量(mm)114.310.125.956134.8175.1169.2144.866.912.16

カンクンの気候

カリブ海に面するカンクンや、太平洋側のアカプルコなど、メキシコには代表的なリゾート地があります。ビーチ沿いの地域は温暖な気候で、年間を通して暖かいです。一年を通してTシャツや短パンなどの服装で大丈夫です。水温も高く、マリンスポーツや海水浴が出来ます。
乾季の12-4月は観光のハイシーズンで、特にアメリカのスプリングブレークに入った学生たちがカンクンに多く集まります。雨季には短時間のスコールがあり、7-9月はハリケーンの季節になります。
日差しが強いのでこまめなスキンケアをこころがけ、帽子やサングラスをかけるなど日差し対策をおススメします。

カンクンの気温・降水量

123456789101112
最高気温(℃)262831333435343433302927
最低気温(℃)171819212324232323222018
降水量(mm)1811816261802662961821453814

東京の気温・降水量 (2013年 出典: 気象庁)

123456789101112
最高気温(℃)9.610.316.419.224.126.531.433.228.82317.412.1
最低気温(℃)1.82.77.910.8162024.22621.8179.84.9
降水量(mm)703044.528356159115.599231.54442659.5

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