バンクーバー発祥の地であるギャスタウンは、ダウンタウンの東に位置し、石畳の道路や古いレンガ作りの建物などが残されており、古き時代のバンクーバーを垣間見ることができます。
ギャスタウンの中心であるウォーター通り(Water St.)の中ほどには、15分ごとに汽笛を鳴らす高さ5.5mの蒸気時計があります。この時計は、1830年代の世界恐慌後すっかり衰退したギャスタウンが、1971年に州政府により歴史地区として史跡指定されたことにより、観光名所として復活したことを記念して、1977年に建てられました。
ギャスタウンの東端にあるメープルリーフ公園内には、イギリス人蒸気船長で、1867年にこの地に始めて酒場を開いたジャック・デイトンの銅像があります。彼はおしゃべり好きだったため、人々から騒がしい(gassy)と呼ばれていました。彼の家を中心に作られていったこの街は、彼のあだ名からギャスタウンと呼ばれるようになりました。
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