タクツァン僧院は標高約3000mの山肌に建つブータンの象徴とも言うべき僧院です。その昔、ブータンに仏教を伝えた高僧バドマ・サンババによって建立されたとされており、彼がこの地に トラの背中にのってやってきたという伝説が残っています。パドマサンバヴァはここで瞑想をした後にパロ地方の人々に仏教を広めたと言われています。
タクツァン僧院は1998年の火災で全焼してしまい現在あるのは
その後、国をあげての大工事で約6年かけて再建されたものです。国中の願いをかけて再建された寺院は、「グル八変化の塔」「ドルジ・ドロの堂」「大黒天の堂」「菩薩堂」「土着神の堂」などを持ち、いずれも贅沢に顔料と金粉をつかった、極彩色の廟となっています。
数百メートルはあろうかという崖の上に張り付くように建つこの僧院はまさに山岳国家ブータンを代表する絶景で、ブータンを訪れる多くの人が目指す人気の観光名所となっています。
登り口からタクツァン僧院までの道は舗装のない坂道となっており、タクツァン僧院の標高は約3000mと決して簡単にたどり着くことはできませんが苦労してでも行く価値のある素晴らしい僧院です!
※写真は全てトリップアドバイザー提供
近隣情報