エリア:リオ全域/その他/ ジャンル: 広場・公園
リオデジャネイロ植物園はレブロン地区、イパネマ地区の北部に位置する植物園です。54ヘクタールの栽培面積に、絶滅危惧種やヤシの木だけでも900種あり、ブラジル原生の植物や外国の熱帯·亜熱帯植物や樹木6,000種が栽培されています。多数の温室があり、また歴史的、美術的、考古学的に重要な記念物が収容されています。
その歴史は長く、ポルトガル王ジョアン6世によって西インド諸島などから輸入されるスパイスの栽培のために、1808年に設立されました。初期の栽培植物はモーリシャスのパンプルムース植物園から運ばれたものでした。園長はCarlos Antônio Napion(1808) やJoão Gomes da Silveira Mendonça(1808 -1819)らが務めています。1812年にはマカオから茶が運ばれ、その栽培のために中国人が雇われました。1822年のブラジル帝国の成立から一般公開が開始されました。
植物園に続く750メートルのヤシの木の道は見どころの1つで、ブラジルの植物学者で園長を務めたジョアン・バルボーザ・ロドリゲスの名前が付けられています。公園の40%だけが人工栽培地で残りはマタ・アトランティカ(大西洋岸森林)の自然林です。公園はブラジルの国定歴史芸術遺産(として保護されていて、1992年にユネスコの生物圏保護区に指定されました。
2008年には、200周年を記念して、環境博物館と文化センター「・ジョビン・スペース」がオープンしました。後者はあの有名な「イパネマの娘」を作ったシンガーソングライターであり植物園の熱心な支援者である、アントニオ・カルロス・ジョビンの名前に由来しています。
(写真:トリップアドバイザー提供)
ブラジル原生の植物や外国の熱帯·亜熱帯植物や樹木6,000種が栽培されているほか、自然の動物もここには暮らしています。ブラジルが持つ豊かな生態系を見ることができる場所です。
(写真:トリップアドバイザー提供)
この植物園からは、コルコバードの丘を望むことができます。クリスト・ヘデントールも見えます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
ブラジルの植物学者で園長を務めたジョアン・バルボーザ・ロドリゲスの名前が付けられた、750メートルに渡って続くヤシの木。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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