ポルト大聖堂はポルト市内で最も古い建造物であり、ポルトガル国内で最も重要なロマネスク様式建築の1つです。
現在のポルト大聖堂はフーゴ司教の後援のもとで1110年頃に建立が開始されて13世紀に完成されたものです。最初はロマネスク様式で建てられたが、その後、ゴシックやバロック様式による増改築が繰り返され、現在の姿になったと言われています。
南側翼廊はゴシック様式の回廊とつながっており、回廊はヴァレンティン・デ・アルメイダによりバロックのアズレージョ(彩色タイル)で装飾されました。アズレージョには聖母マリアの一生と、オウィディウスによる大変化が描かれています。初期ロマネスク様式の回廊遺構にはいくつかのサルコファガス(棺のための石製の入れ物)が残されており、テラスはアントニオ・ヴィダルによってアズレージョで装飾されています。聖堂参事会会議所の格間天井には、道徳的な意味を持つ寓話がパッチーニによって1737年に描かれました。
美しいアズレージョが魅力的なポルト大聖堂はポルトのおすすめの観光スポットの1つです。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | ポルト大聖堂 / Se Do Porto |
住所 | Terreiro da Sé, PORTO |
電話番号 | (22)2059028 |
営業時間 | 9:00-12:30、14:30-19:00(冬期は14:30-18:00) 【博物館】9:00-12:30、14:30-18:00(冬期は14:30-17:30、日曜日は午後のみ営業) |
休業日 | なし |
入場料 | 大人:3ユーロ、 団体:2ユーロ、10歳まで無料 |
HP | http://www.diocese-porto.pt/index.php?option=com_content&view=article&id=877:igreja-da-se-catedral-do-porto |
アクセス | 鉄道サン・ベント(Sao Bento)駅から徒歩3分 |
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