もともとの設計は建築家G.ソラーリのものでしたが、スフォルツァ家の教会にしたかったミラノ公のルドヴィーコが1492年にルネサンス様式の大規模なリフォームをD.ブラマンテに命じました。さらに、3年後にあの著名なレオナルド・ダ・ヴィンチに僧院食堂の装飾を依頼しました。残念ながらレオナルドが使った絵の具が壁の湿気のせいで劣化して、かれの傑作である「最後の晩餐」が大きなダメージを受けてしまいましたが、70年代の修復で昔の姿を取り戻すことが出来ました。そして、1980年についにサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とレオナルドの「最後の晩餐」(CENACOLO)が世界遺産に認定されました。
現在、教会への入場は無料ですが、「最後の晩餐」を見たい方には予め予約が必要となります。予約はこちらのインターネットサイトから出来ます(3ヶ月前に予約をとるのがお勧めです)。
http://www.vivaticket.it/index.php?nvpg[evento]&id_evento=1275579&idt=744&change_language=1
予約券(メールで届きます)をもって見学予定時間の20分前に僧院の切符売り場までお越しください。
見学自体が15分ですから、予約時間を守って行きましょう。
レオナルドの「最後の晩餐」(CENACOLO VINCIANO) | |
火曜~日曜:8時15分~18時30分 | |
普通入場料 | 8ユーロ |
特別入場料(18歳未満、65歳以上) | 4,75ユーロ |
英語の案内(9:30と15:30の入場のみ可能です) | +3,50ユーロ |
地下鉄M1コンチリアツィオーネ駅(CONCILIAZIONE)から徒歩5分(450m)。
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