ホーム > ラスベガスの楽しみ方一覧へ > ウィン・カントリークラブ
ゴルフコースについてだが、かつてのデザートインカントリークラブを改良して造られたものではあるが、カリスマ・コースデザイナー Tom Fazio 氏がかなり手を加えたため、デザートイン時代のおもかげはほとんど残っていない。ホールの順番もまったく異なっているばかりか、池の位置、木の位置、高低差、すべてにおいてまったく別のコースと考えてよいだろう。ちなみにプレーは長らく宿泊客のみだったが、最近だれでもプレーできるようになった。グリーンフィーは季節や曜日に関係なく $500 均一だが、これもフレキシブルになってきている模様。日本人キャディも一人いるので前もって要望する事でアレンジ出来る。そしてキャディーフィーチップが一人 $100 必要なので (現場でそのようにいわれる。ハイローラーのプレーヤーが多いためか、それ以上渡している者も少なくないようだ)、金額的にはかなりリッチなコースといえよう。
ゴルファーからの評価は真っ二つに分かれているようで、「Tom Fazio 氏のタッチが随所に現れた戦略的かつ非常にゴージャスなコース」 という意見と、「$500 の価値はまったくない」 という厳しい意見があり、個人の価値観の多様性を痛感させられる。このコース経験者の感想としては、前半の 9ホールは平凡、後半の 9ホールはそれなりに価値あり、といったところで、とりあえず評価派と酷評派の中間的な立場だが、何度もラウンドを重ねていると、次第に味が出てくるコースのような気がしないでもない。
客観的な事実として明記しておくと、このコースには砂漠性気候の当地のコースにしては珍しく、広葉樹や針葉樹が非常に多く植えられている。デザートイン時代にも少し存在していたが、大部分は今回の改造で植えられたものだ。サボテン系の植物かヤシの木が当たり前のラスベガスでは極めて珍しい希少性の高いコースと言える。
練習場がアメリカのコースにしては期待しない様に。わずか 10ヤード先にネットが張ってある練習場は日本でも小さい方だろう。Wynn 氏にしてみれば 「ここは練習に来るところではない」 と言いたいところか。
また、コース内の案内が極めて不親切なところもこのコースの 「悪い特徴」 で、各ホールのティーグランドにヤーデージの案内板が立っていないばかりか、ホール番号すらない。ティーマークの色分けもなく、毎回どこのティーから打つべきか迷ってしまう。フェアウェーにグリーンまでの距離を示すものがほとんどないのも不親切なので詳しく知りたいならGPSなど小道具を持参する事などをアドバイスしたい。さらにスコアカードも非常にシンプルで、レイアウト図などもまったく記されていない。
ようするに 「わからないことはキャディーに聞け」 ということのようで、たしかにキャディーはなんでもやってくれる。たとえば、各ショットにおいて、ハンディータイプの測定器を使い旗までの距離を計ってくれる。至れり尽くせりのサービスと考えればありがたいが、キャディーとのやりとりをわずらわしく思う者にとっては不必要なサービスかもしれない。
ちなみに USGA (全米ゴルフ協会) に査定させたくないとのことで、コースレートやスロープレートは公表されていない。全長はうしろのティーから順に 7042yd、6938yd、6464yd。ラスベガスのコースとしてはアップダウンがあるため、斜面からのショットに慣れていない者にとっては距離のわりにスコアがまとまりにくい。
ゴルフの際の1人500ドル には、ゴルフクラブ貸し出しとキャディが含まれている。ただし、 キャディチップ料金は、別で最低100ドルは渡す様に。
ただ、チップはありがたみを感じて$100ドル以上渡したい場合は心から喜んでお礼をしましょう。
日本語で予約をいう場合は、泊まっているホテルのコンセルジェを通して、日程と時間、人数などその時に聞ける質問は前もってまとめておきましょう。
ゴルフの予約がしたいのですが。 I'de like to make reservation for GOLF.
日時など Date: January 1st, 1pm
何人で How many? 3 people please.
日本人キャディを。 Japanese Caddy please.
どうも Thanks.
住所 | 3131 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109 |
TEL | (702) 770-7000 |
ホームページ | http://www.wynnlasvegas.com/ |
近隣情報