ロマンチック街道のスタート地点で大学町のヴュルツブルクは、それにふさわしく大変見どころの多い立派な町です。ユネスコ世界遺産に指定される華麗なバロックの傑作、元領主司教宮殿レジデンツや丘の上にそびえ立つマリーエンブルク要塞、大聖堂やノイミュンスター教会、聖マリア礼拝堂、マルクト広場、マイン川 旧橋は必見です。またマイン・フランケン博物館、大聖堂博物館、クルトゥーア・シュパイヒャー館の美術館など数多くの博物館美術館も多く在り、立ち寄りどころの要素満載な魅力的で活気的な町です。

ヴュルツブルク詳細ページ
http://cool-world.net/Germany:West/spot1/200/

可愛らしい木骨組の家々が強く印象に残る小さくて馴染みやすい温かな町、タウバービショフスハイム。この町の特徴はクアマオンツの城の一群の建物がテュルマーストゥルム塔の周りに立つ事です。また一際目立つ木骨組の市庁舎も見どころの１つです。

信心深く厳かな雰囲気漂う静かな村、ラウダ＝ケーニッヒスホーフェン。またタウバー側沿いのこの町は自然豊かなワインの町としても有名です。休暇地として夏にはハイキングやサイクリング旅行者で大変賑わいます。

その昔、ドイツ騎士団の居城地として栄えて行ったバート・メルゲントハイムは、温泉の出る地として健康と保養の町として知られています。（ドイツ語で「バート」とは浴場や湯治場を意味します。）タウバー川に寄り添うこの町はぶどう畑や草花等の自然が大変美しく、ドイツ有数の和みある保養公園や真青空市場、ワインなど楽しみの多い町です。

煌びやかなルネッサンス様式の宮殿とヴェルサイユ宮殿の庭園を模倣した美しい庭園ヴァイカースハイム城で知られるヴァイカースハイム。ほとんど当時のまま残るそのお城内装はユニークで、特に独得な造りの「騎士の間」を見るだけでも価値があります。（毎日開城）また宮殿ではオペラフェスティバルが開催されます。http://www.schloss-weikersheim.de

ヴァイカースハイムはワインの生産地としての長い歴史もあり、ワイン醸造所でワインの試飲を楽しむ事が出来ます。保養地としても有名で素晴らしいホテル施設が整っています。

美しきタウバー渓谷にあるレッティンゲンの町は丘の上に在ります。遠方から望む市城壁の中に小さく収まった町の赤い屋根が印象的です。25個の日時計が集まる2km続く日時計の道や保存状態の良い防備棟は見どころです。お散歩がてらにロマンチックな中世の木骨組の家々と棟、日時計を巡ってみるのも良いでしょう。

かつてアマレン族が居住していたクリクリンゲンは大自然に囲まれた小さな村です。町の防備施設やかつての城など歴史的な木骨組の家屋は目を惹くものが多く美しく印象的です。ヘルゴット教会のマリア祭壇もお見逃しなく！

ロマンチック街道のハイライトとも言っても過言ではない中世の帝国自由都市の繁栄期の華やかさを色濃く残すローテンブルクは、深く切れ込んだタウバー川の谷の上に美しく広がります。ロマンチック街道と古城街道が交わる場所でもあり、中世の特徴的な景観を美しい姿のまま残す大変貴重な町の１つです。

シリングスフュルストは緑豊かな森の中にあるフランケンヘーエ自然公園のライン川とドナウ川の間にあるヨーロッパ分水嶺の最高地点（海抜550ｍ）にあります。この村は美しい田園風景を望める町のフランケンヘーエの山に立っています。この奥深い場所に王家ホーエンローエ・シリングスフュルスト公の宮殿がひっそりと佇んでいるのも印象的です。この山の上では鷹使いに寄る鷹のショーも見られます。

1200年の長い歴史を誇るフォイヒトヴァンゲン。この町はこの長い歴史の中で守り続けられて来たマルクト広場と教会群で毎年夏に行われる伝統的な祝祭劇で名が知られています。

ドイツ中世の姿の保存状態が大変良い町の１つ、ディンケルスビュール。ここはかつて帝国自由都市として栄えていました。城門や塔もほぼ当時の姿のまま美しく残っています。

エッティンゲン・ヴァラーシュタイン侯が居城していた地として長い歴史を持ちます。このヴァラーシュタイン城をはじめ、町の中心部にある「ペストの犠牲者をを追憶する柱」と「教区教会の聖アルバン」も見どころです。

市壁が一周ぐるりと町を囲う貴重稀な中世の町、ネルトリンゲン。緑豊かなリース盆地に壁の中で美しく寄り添う赤い屋根は何とも形容し難い美しい景観です。聖ゲルク教会の塔に登るとその街並が一望出来素、旅の素晴らしい思い出となるでしょう。

ハールブルク城が町の真ん中に堂々と立つハールブルク。お城を中心にして立つ中世時代の木組みの家々の街並が印象的です。

ヴェルッニツ川のリート島の漁夫の移住地として始まったこの町は、かつて帝国自由都市として栄えました。市庁舎や多くの貴族の館が今でも残る豪華なライヒ通りは必見です。

ライン・アム・レヒは、かつてのバイエルン北西の防壁として約750年前に設置された町です。市壁や少尉の塹壕などがその750年の歴史を物語ります。ロココ調の市庁舎や中世の家屋の作り出す街並がロマンチックで旅行者の心を掴みます。

ローマの皇帝アウグストゥスが約2000年も前に作り上げたアウクスブルクは、ドイツで最古の町の1つです。15、6世紀に外国貿易で栄えたこの町の至る所でバロック調の煌びやかなお屋敷が多く見られるのが特徴です。いかに当時アウクスブルクが繁栄していたかが伺う事が出来ます。

ロマンチック街道沿いにある町の中でもこじんまりとした町の1つですが、由緒あるヴィッテルスバッハ家の所領地として栄えました。見どころはルネッサンス様式の市庁舎や中心のマリーエン広場です。

約850年前にハインリッヒ獅子王によってレヒ川沿いに築かれた町です。川沿いにある旧市街やその中心部の広いマルクト広場が見どころです。中でも堂々樽姿のシュマルツ塔や漆喰装飾のファッサードの市庁舎は目を惹きます。

ロマンチック街道を南下しこのホーエンフルヒ辺りから徐々に南ドイツアルプスの牧歌的な風景に変化し始めます。人口1500人の自然に囲まれたこの小さなこの村は、ハイキングやサイクリング、その他のスポーツを楽しみに来る旅行者を魅了します。

ヴィッテルスバッハ家の2つ目の居城地、そしてシュワーベンのレッヒ川畔のバイエルン国境を守る砦として12世紀に発展したショーンガウ。当時のお城、城門が残り繁栄時代を垣間見る事が出来ます。

アマー川とレッヒ川の間にある市場町パイティングは、この地域で最古の居住地の1つです。シュロスベルク（城山）とカルヴァーリエンベルク（巡礼山）に囲まれており、バイエルンの村特有の顔を持っておりとても魅力的です。現在は多くの農家が中心部の周囲に小さな集落を形成しています。

州承認の保養地として国民を和ませているロッテンブーフはアマー川渓谷に立つ丘の上に築かれた村です。見どころは900年の歴史を持つ由緒あるアウグスチノ会派修道院と、マリア誕生の僧院教会です。

人口わずか1300人のヴィルとシュタイクは19の地区と小集落や孤立農場から成っており、広大な牧場や草地、モミの気の広がる森、混淆林、湿地、高地湿原など様々な顔をした大自然が広がります。中世の時代にはヴィルト・シュタイゲ「野生の道」と呼ばれていました。現在も当時のほど近い自然との生活がそこには残っています。

シュタインガーデンを少し南下すると世界遺産として世界中で有名なヴィースの巡礼教会があります。18世紀半ばに完成したこの教会はバイエルン地方のロココ調の可憐な建造物であり、その天井画は天から降ってきた宝石と賞賛されるほどです。シュタインガーデンのもうひとつの見どころはロマネスク様式の僧院回廊です。またアルプス前山にある村として澄んだ空気と豊かな自然に包まれています。

ヴィースの巡礼教会詳細ページ
http://cool-world.net/Germany:West/spot1/20/

ハルプレヒの村はヴィース教会やノイシュヴァンシュタイン城にほど近く、ドイツアルプス山脈、湖、息をのむような美しい光景の中にあります。夏はハイキング、冬はスキーを楽しめます。

アマーガウ山塊を背にルートヴィヒ2世の故地であるシュヴァンガウの村はあります。山塊の麓には、世界的に有名なホーヘンシュヴァンガウ城とノイシュヴァンシュタイン城があり、ロマンティック街道の中でもローテンブルク同様に非常にに人気の高いスポットです。

ロマンチック街道の終着地点のフュッセンの町は、ノイシュヴァンシュタイン城まで4キロの位置にあります。ショッピングやグルメの町として栄えているのでお城への中継地点として大変人気があります。2000年の歴史を持つフュッセンはこの他にもバロック様式の聖マング僧院やホーエ城、町そのものの景色など、見どころが一杯です。