セブ市のダウンタウン、セブ市庁舎の広場にある大きな木の十字架をマゼラン クロスと呼びます。
1521年にセブの族長フマポン王とファナ王女、そして800人の家臣がフィリピンで初めてキリスト教徒になるための洗礼をマゼランから受けた事を記念しその地に十字架を建立しました。
この木製の十字架はサント ニーニョ教会の隣に位置する八角形のお堂の中に設置されています。お堂は1834年に建てられ、お堂の天井にはこの大きな十字架、マゼラン クロスを作っている様子が色鮮やかに描かれています。
いつの頃からか、この十字架(マゼラン クロス)を削り、飲むと万病に効くと言い伝えられるようになり十字架が少しずつ削り取られて行きました。 その為現在では十字架の全壊を防ぐために木製のカバーで覆われており本来のマゼラン クロスはその中にあり、実際に見ることは出来ません。
セブ市にある多くの名所、旧跡は古いダウンタウンの近辺に位置しており徒歩で移動できる距離に位置していますので旅行中にちょっとした空き時間を利用して回れる場所です。ただこれらの場所は観光名所であると同時に特に教会などはセブに済んでいる人たちの日常生活に溶け込んだ場所でもあります。マナーを持った行動で地域の人たちとトラブルが起こらないような配慮が必要です。
また、ダウンタウン周辺はたくさんの商店が立ち並び、安く買い物が出来る場所であると同時に大勢の人が集まる場所ですので、スリやひったくりには十分注意してください。
地元の人たちでもダウンタウンにあるコロンという古い商店街に出かけるときは余計な装飾品はつけず、服装も目立たないようにして被害にあわないようにして出かけます。
このあたりの観光名所周辺には土産売りや土産物店も軒を並べていますが、値札の付いていない商品はどれも値段の交渉ができます。 納得の行く値段交渉が出来たら買ってあげるとよいです。 地元の人たちは私たちが外国人であることにすぐに気づき、物売りや物乞いかあっというまに集まってきます。 少しでも危険だと思ったら少し距離を開けて様子を見るか、近くにガードマンか景観が居れば助けを求める野のよいでしょう。
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