エリア:グラン・プラス地区 観光ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館 街並み・街歩き
観光の特徴: 出会い 歴史・文化 カップル ファミリー マニア 子供連れ ひとり旅 シニア グループ・団体グラン・プラスをぐるりと囲むギルドハウス。
それぞれのギルドの歴史を物語る建物が残っています。ブラバン公爵の家、王の家も元のギルドハウスです。
正面に掲げられたモチーフから昔、どんな職業のギルドであったのかがわかります。
[星 (L'Etoile)]*写真向かって一番右
ほかのギルドハウス*込めと比べると小さなたたずまいですが、世界最古のギルドハウスとして有名。現在は右壁に英雄セルクラースのブロンズ像*が設置され、観光客でにぎわっています。
[白鳥 (Le Cygne)] *写真右から2番目
目を引くのは何と言っても、入り口上部に掲げられた白鳥です。フランス軍の爆撃後、18世紀に入り肉屋のギルドハウスとなりました。
その後はホテルになったり何度かの改装を経て、現在は高級レストランとブラッスリーが入っています。肉屋のシンボルであった白鳥はそのまま残っています。
[黄金の木 (L'Arbre d'Or)]*写真右から3番目
グラン・プラス界隈でもひときわ目を引く黄金の騎士像を掲げた元ビール製造業組合のギルドハウス。現在は、ベルギーの代名詞のひとつビールの博物館になっています。
ちなみに[黄金の木]のお隣は[薔薇(Rose)]と呼ばれています。
*ギルド(Guilde)とは、中世ヨーロッパで繁栄した、商・工業者の間で結成された職業別の組合。
商人ギルド、同職ギルドなどがあり、ギルドのメンバーが利用していた建物がギルドハウスと呼ばれています。
*別項「英雄セルクラースの像」をご参照ください。
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