エリア:エアーズロック周辺 観光の特徴: 歴史・文化 必見! カップル ファミリー 子供連れ ひとり旅 シニア 若者向け グループ・団体
観光ジャンル: 世界遺産 広場・公園 観光名所・旧跡 自然オーストラリアのシンボル的存在の巨石「エアーズロック(ウルル)」。世界遺産の「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」内にあり、高さ約350m、全長約3,400mの国内で2番目に大きい一枚岩です。大地を割り、そびえる巨大な砂岩は、大自然の偉大な力を感じずにはいられません。ちなみに、「ウルル」は先住民であるアボリジニによる呼び名で、「エアーズロック」はイギリスの探検家によって名付けられた名称です。
ウルルは、古代からこの地で生活をしてきた先住民達にとって昔も今も聖地として大切な場所。本来、一部の祭司以外は登ることのない岩で、観光客が登山をすることを快く思っていない先住民も多くいます。登山料の一部が、先住民達の生活の糧となっている現実もありますが、金銭的にな理由以外に完全に登山を禁止しない理由は、各自の考えに基づき、登らない選択もしてほしいと言う考えがあるそうです。仮に登山を希望しても、エアーズロック(ウルル)周辺は砂漠地帯のため、天候・気温共に変わりやすく、登山口は閉まることがあります。もし、運良く登山できた場合は、先住民の歴史・文化に敬意と理解を持って入山しましょう。
もちろん、登山以外でこの迫力満点の巨岩を楽しむこともできます。なんと、岩肌が朝・昼・夕と刻一刻と色を変えるのです。特に神秘的な表情を見せてくれるのが、朝焼けと夕焼けの時間。朝は、光の加減で徐々にオレンジから燃え立つような赤へと変化し、夕暮れ時はオレンジから、深紅、紫、そして青へと色彩が変わります。繊細な表情を見るため、サンセットツアーやサンライズツアーに参加されることをお薦めします。
一生に一度は訪れたいエアーズロック(ウルル)。大自然の力強さと美しさを、せひご堪能下さい。
※写真:トリップアドバイザー提供
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