エリア:メキシコシティ チャプルテペック/ ポランコ地区 ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館・劇場 街並み・街歩き、散策 景色・景観
広いチャプルテペックの小高い丘の上に位置するチャプルテペック城。現地ナウワトル語で「バッタの丘」を表します。1785年スペイン総督の夏の別荘として建築が始まりましたが、メキシコ革命後、陸軍学校や、天体観測所として使用されることになります。その後、フランス侵略戦争により、1864年から3年間のフランスの統治時代マキシミリアム皇帝がメキシコへやってきて、この建物を自身の住まいにすべく改装を命じました。そして1939年まで大統領官邸として使用されます。
1944年に国立歴史博物館としてオープンしました。スペイン植民地時代からメキシコ独立運動までの歴史を時系列に展示しています。メキシコ独立運動の中心を担ったイダルゴ神父が描かれた、フアン・オゴールマンの壁画や、シケイロスやオロスコといった独立運動家の作品は特におススメです。
実はここ、レオナルド・ディカプリオ主演映画「ロミオとジュリエット」の撮影場所としても使われています。さらに晴れた日には、メキシコシティの街を一望できる眺めのよい場所です。歴史的価値のある建物で、メキシコの歴史を学び、良い景色と共に休憩するなんて1日を過ごしてみてはいかがですか?
(写真:トリップアドバイザー提供)
フアン・オゴールマンの他にも、メキシコを代表する画家のシケイロスやオロスコと言ったメキシコ革命運動を描いた作品が多く展示されています。
(写真:トリップアドバイザー提供)
小高い丘にあるチャプルテペック眺めは抜群です。独立記念塔なども見えます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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