マサダ国立公園

マサダ国立公園
Massada National Park

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エリア：死海周辺 ジャンル： 古代遺跡世界遺産

写真ギャラリー（7枚）

古代遺跡世界遺産

ユダヤ民族の誇りの象徴

マサダはイスラエル国内でも有数の観光地だが、ユダヤ戦争におけるユダヤ人の集団自決（73年）の場所で知られており、2000年近くにわたる離散の歴史もそこから始まった。ユダヤ人にとって特別な場所である。また、ユダヤ人全滅の悲劇を再び繰り返してはならないという決意から、イスラエル国防軍の入隊式がマサダ頂上で行われている。
73年のローマ軍による破壊後は長い間その所在が分からなくなっていたが、1838年にドイツ人研究者によって発見され、のち2001年にユネスコの世界遺産に登録された。

死海から高さ400mにそびえる岩山の頂上には菱形で南北約600m東西約300m（中央部）の台地になっている。この大地が荒野の真ん中にそびえるのが「自然の要塞」と呼ばれるマサダである。
現在はロープウェーがあり簡単に頂上まで上ることができ、見学できる設備が整っている。
北側の崖面にはヘロデの北宮殿。斜面沿いに残る急な階段をつたって中・下段宮殿に行くことができる
遺跡には北側を中心に、巨大な貯水槽、住居跡、監視塔・サウナやシナゴーク跡などがあり、当時のなごりが確認できる。壁の漆喰やフレスコ画片など優美な装飾も確認でき、離宮であり、要塞であるマサダの特徴を垣間見ることができる。

基本情報

■開場時間：8:00～17:00（金曜、祝日の前日は～16:00）、冬季はそれぞれ1時間早い終了。
■無休
■入場料：29NIS（ロープウェー込み76NIS）

マサダ国立公園に行くには

■エルサレムからならエン・ゲディ経由エイラット行きのバスで。
■マサダ山頂へはロープウェーか徒歩で行ける（徒歩だと一時間以上かかる）。

見どころ

1. 要塞跡

宮殿でもあり要塞でもあるマサダ。当時の装飾などの片鱗が今でも確認できる。

2. 展示物

要塞の詳細や当時の様子が分かるような施設が充実している。

3. 山頂からの眺め

2000年前と同じ風景だろうか。荒涼とした大地にただ息を飲むしかない。

Photos by K.Szajowski, rictulio http://www.flickr.com/photos/rictulio/

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エリア: 死海周辺
住所: Massda, Dead sea
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