エリア:統一会堂周辺 観光の特徴: 繁華街 カップル ファミリー ひとり旅 シニア 歴史・文化
観光ジャンル: 観光名所もともと植民地下においていたフランスによって1873年に建設され、コーチシナのフランスの知事および、第二次世界大戦が終結した1945年までのコーチシナのフランス総督によって建物は使用された。
その後、1954年のジュネーヴ協定締結後にフランスが撤収し、1955年にベトナム共和国(南ベトナム)が成立した後には「独立宮殿」と改名された。
しかし、1962年のクーデターの際に、南ベトナム軍将校が操縦する戦闘機による爆撃を受けて大破した後に取り壊された。
1966年に、南ベトナムの建築家のゴ・ベト・チューによる4階建ての現代建築として再建され、ベトナム戦争終結まではベトナム共和国の大統領府及び官邸とされ使用された。
1975年4月30日のベトナム戦争終結時に、サイゴン市内に突入した北ベトナム軍の戦車が当時は大統領府であったこの建物のフェンスを破り突入、南ベトナムの首都サイゴンは陥落した。事実上のベトナム戦争の終結である。
1976年に、共産主義の統一国家であるベトナム社会主義共和国が成立した後に「統一会堂」と改名され、現在は南ベトナム大統領府当時のままで保存され、事実上の博物館として一般公開されているほか、建物内の一部の部屋は国際会議などで使用される。
大小100以上の部屋、展示室や最上階の展望台など見ごたえは十分。
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