セブの言葉、セブアノ語の古い言葉ではセブはスグブ(Sugbo)と呼ばれていました。 セブ博物館、ムセオ デ スグブは以前はカーセル デ セブ (Carcel de Cebu)と呼ばれ、このカーセル デ セブの意味はセブの地方刑務所だそうです。2008年8月5日ムセオ デ スグブ(セブ地方博物館)として開館したこの建物は1871年にコーラル・ストーン(サンゴ石)で作られた建物と、セブ地方刑務所ならびにセブ市刑務所として使われていた時に建て増しされた建物です。
ムセオ デ スグブ (セブ地方博物館は、ビサヤ地方ならびにセブにまつわる展示品を中心に一般公開されており特別、昔の刑務所をテーマとする博物館ではありません。 セブとビサヤの歴史、政治などを中心に展示品や説明がなされています。
ムセオ デ スグブと現在のセブ刑務所とは特に繋がりがあるわけではないようですが、館内のギフトショップで販売されている手編みのバッグなどは現在の刑務所で服役している囚人の手で作られた工芸品です。
現在のセブ刑務所(CDPRC)は服役者の日々の運動にグループダンスを取り入れた刑務所で、彼らのパフォーマンスは収録され、その多くのビデオがYouTubeで公開されています。マイケルジャクソンのスリラーや韓国のアーチスト、PSYの曲で2012年にヒットしたGangnam Styleにあわせて踊るセブ刑務所の服役者たちのパフォーマンスは彼らを世界中で一躍有名にしました。
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