ディアゴナル通り中央にある大きなゴシック様式のお城をご存知ですか?実はこれ、お城ではなく集合住宅なんです。バルセロナのモデルニスモ建築の中でも、最も印象に残る建物の1つと言えるでしょう。
元々テラデス姉妹がここに3つ所有していた建物を、再開発するためにジュセップ・プッチ・イ・カダファルクに依頼をしました。彼は広大なレンガ造りの外観で、3つの建物をその中に1つにまとめるよう計画しました。1906年に完成したこの中世の城のような建物は、各角に1つ、計6本の塔を持ち、その塔の先端の鋭い先端からカサ・デ・ラス・プンシャス、トゲトゲの家と呼ばれる由来になりました。
個人所有の建物なので一般公開はされていませんが、外観だけでも近くを通る観光客の目を留めています。
近隣情報