朝鮮時代の正宮として、王の政務の場や王の生活の場として知られています。ソウル古宮の中で最も大きく、世界中の観光客がソウルへ来たら必ず訪れる場所と言えます。
景福宮内には数多くの文化財があります。敷地内には国立古宮博物館や国立民俗博物館もあり毎日多くの観光客で賑わっています。また景福とは、王とその子孫や全ての百姓が世代の末まで大きな幸せを得れるように、といった言葉だそうです。
景福宮の正門として太祖4年の1395年に創建されました。何度も焼失・復元されましたが高宗当時のもとの位置に戻すため、約4年の復元工事を経て2010年8月15日に新しい姿に生まれ変わりました。
光化門の後方に建っている2階建ての建物です。1916年に朝鮮総督府が建てられたことで撤去されましたが2001年10月、85年ぶりに興礼門と興礼門の周辺が復元、元の姿を取り戻しました。興礼門から中へ入るとすぐ右側に案内所がありますので、時間に合わせてこの案内所の前で待てばガイドツアー(日本語ガイドあり)に参加できます。
光化門・興礼門の前の広場では朝鮮時代の守門軍の交代儀式を再現した王宮守門将交代儀式が火曜日を除く毎日、10:00~15:00の定刻に10~15分間、開催されます。※1月・2月・7月・8月・12月は10:00~16:00に略式で開催
ぜひ景福宮を訪れた際には王宮守門将交代儀式をご覧になってみてはいかがでしょうか。
まるで池に浮かんでいるかのような慶会楼は国に祝事があったときや宴を催すために作られた宴会場でしたが誰もが自由に出入りできる場所ではありませんでした。当時、公式的な行事がある時以外は立ち入ることができず、現在でも特別観覧でのみ見学が許されています。
小さい池の上に橋があり、王と臣下が自然を愛でながら詩を歌ったり散歩を楽しんでいたとされるとても素敵な場所です。ここは景福宮の中で最も美しい景色が楽しめる場所です。
名称 | 景福宮 |
住所 | ソウル市 鍾路区(チョンノグ)世宗路(セジョンノ)1-1 |
住所(韓国語) | 서울시 종로구 세종로 1번지 1 |
電話番号 | 02-738-9171 |
HP | www.royalpalace.go.kr |
営業時間 | 【1~2月】9:00~17:00、【3月~5月】、【9月~10月】9:00~18:00 、 【6~8月】9:00~18:30、【11月~2月】9:00~17:00 ※入場は閉館1時間前まで |
休業日 | 火曜日 ※旧正月・秋夕(チュソク)時期を除く |
入場料 | 大人(25歳以上):3,000ウォン、子供(24歳以上):1,500ウォン |
アクセス | 地下鉄3号線景福宮(キョンボックン、Gyeongbokgung)駅 5番出口すぐ |
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