4月25日橋は1966年8月6日に開通した長さ2,277mあるリスボンとテージョ川対岸のアルマダとを結ぶ吊り橋です。開通した当初は、当時のポルトガルの独裁者アントニオ・サラザールにちなみ、サラザール橋と呼ばれていましたが、1974年4月25日のカーネーション革命のすぐ後、革命が起こった日から名前をとって改称されました。
長さは2,277 mで、上段が6車線の道路、下段が複線の鉄道となっています。橋の長さはヨーロッパで1番の長さを誇っています。現在は私鉄のFertagusとCPのアルファ・ペンドゥラールおよびIC(インテル・シダーデス)が通過し、道路部は南側はアルマダでA2に接続し、リスボン側ではA5及び南北線を介してA1、A8と接続しています。
※写真:トリップアドバイザー提供
アルマダ方面へは無料だが、リスボンへ入る方向では1.60ユーロ(20014年)徴収されます。通行に際してはVIA VERDEの利用が可能。維持・管理はヴァスコ・ダ・ガマ橋とともにLusoponteによって行われており、ヴァスコ・ダ・ガマ橋の建設をBOT (build-operate-transfer) 方式で行う際に、テージョ川にかかる2本の橋について、1996年1月より40年間の料金徴収が認められています。
名称 | 4月25日橋 / Ponte 25 De Abril |
住所 | Ponte 25 De Abril, Lisbon |
アクセス | 路面電車15番アルカンタラ・マール(Alcantara Mar)から徒歩5分 |
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