サクサイワマン遺跡
Sacsayhuaman    
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エリア:クスコ・歴史地区   ジャンル: 世界遺産   観光名所・旧跡   イベント   景色・景観

写真ギャラリー(18枚)

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クスコ郊外の石造インカ建築が素晴らしい遺跡

サクサイワマン遺跡はクスコ歴史地区から車で約30分というすぐの場所に位置しています。インカ人はクスコの街をピューマの形に設計したと言われますが、このサクサイワマン遺跡はその頭部分にあたる場所です。
遺跡の目的は要塞、宗教施設、その双方を兼ねているなど諸説がありますが、詳細はわかっていません。インカで信じられていた3つの世界(地下・地上・天上)の世界観が体現される3階建ての造りをしています。現在残る遺跡はその基礎部分で、この上に3段の建物があったとされます。かつては東西に3つの巨大な塔が並んでいましたが、スペイン人によって破壊されていしまいました。
他にも、天然の滑らかな曲線が美しい岩Rodaderoと呼ばれる滑り台や、インカ時代の墓地と考えられるQocha Chincanasと呼ばれる大きな円形のスペースがあったり、Calispucyoという聖なる温泉源では、男児が男性になる儀式がなされていたといい、発見された水晶や殻から、水を崇拝していたと考えられています。
遺跡の一番上から見るクスコの街並みは必見です。この遺跡で南米3代祭りのインティ・ライミ祭りが開催されます。さらに夜10時まで開園しているので、アンデスに広がる満天の星空は絶景です。しかし、夜に行く場合は、外国人が襲撃される事件も起きているので注意しましょう。

(写真:トリップアドバイザー提供)

巨大な石組みは圧巻!

その巨大な石組みは圧巻で、1つの石が100トンとも200トンともいわれています。車輪や鉄器がなかったインカの時代背景を考えると、現在の技術でも難しいとされる密着した石組みをどう完成させたのかは謎です。その石組みをよく見ると、インカ時代になじみが深かった動物のデザインを見ることが出来ます。リャマやヘビ、カモ、魚等の動物をかたどっていて、これらはそれぞれ数メートルから十数メートルの規模を持っています。さらに、防壁塀として使われたと言われるように、外側の壁は、歯のようにギザギザした形をしています。

(写真:トリップアドバイザー提供)

滑り台(Rodadero)

元々インカ王位の場所であったRodadero(滑り台)とよばれる滑らかな曲線を描く天然の岩の上からは、サクサイワマンの上から、さらに北にある遺跡を一望できます。実際に滑り台として滑ることも可能です!ここには周りを囲む塀があり、インカ皇帝が祭時に行進やレスリング、陸上競技を上から見ていたと言われています。

(写真:トリップアドバイザー提供)

南米3大祭り インティ・ライミ祭り

毎年6月24日に開催される南米3大祭りの1つインティ・ライミ祭りが、この遺跡で行われます。スケジュールが合えばぜひお見逃しなく!

(写真:トリップアドバイザー提供)




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エリア
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住所
Cusco Peru
TEL
+51 84 240006
marker 目的地
クスコ郊外