メキシコの水と衛生事情

水道水は飲料には適さないので、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。さらに、レストランなどで出されるグラスに入った氷なども、水道水からつくられている場合が見られます。十分注意しましょう。氷がいらない場合は"Sin hielo, por favor"(シン イエロ ポルファボール)と言いましょう。

食べ物

生ものや、生野菜、刺身などには十分注意し、肉類を食べる場合も充分火の通ったものを食べるようにしましょう。生y際には小さい虫が付いていて、体に中に入ってしまう恐れがあります。食べることを控えた方がいいでしょう。
また、駅の前や道端にある屋台のご飯は安く、美味しい物もありますが、衛生面を考えるとあまりおススメは出来ません。衛生状態のよさそうなお店を選んで食べましょう。

病気

メキシコ市は海抜2,240メートルの高地であるため酸素が希薄で,また,自動車の排気ガスが主な原因で大気汚染がはなはだしく,このため,疲労しやすい,睡眠が浅い,眼が痛く充血する,風邪をひきやすい,息切れがする,食欲不振となる等の症状が多いようです。無理をしない,ゆっくり歩く,睡眠を十分に取る等の対策が有効です。
 メキシコ南部の海岸などの低地では,デング熱やマラリアなどの感染症もみられるため,蚊に刺されないように注意が必要です。
また,メキシコ全土では,寄生虫,細菌,ウィルスによる消化器の感染症が季節にかかわらず発生しているので,飲食の際には注意が必要です。

出典:外務省 海外安全ホームページ

医療事情

大都市や観光地(メキシコ市,アグアスカリエンテス市,グアダラハラ市,カンクン市等)には,比較的医療レベルが高く救急医療体制の整った病院がありますが,地方都市では十分な治療が受けられる病院はほとんどありません。メキシコでは健康保険はなく、医療は自己負担となり、病院に行くだけで大変高額になります。万一に備えて,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

メキシコで売られている薬は全般的に強く作られています。胃腸薬、腹痛薬、頭痛薬、風邪薬などは普段使っているものを持っていくと旅先でも安心です。持病がある方は必ずその薬を持って行きましょう。ただし、税関で麻薬と間違えられることもあるので、粉末薬はなるべく避けましょう。また、医師の処方箋なしで多量の薬を持ち歩くことは、メキシコの法律で禁止されていますので注意しましょう。

メキシコの私立病院はアメリカと比べてそん色ないレベルにあるものもあり、日本人におススメなのはスペイン病院(Hospital Español de México)です。スペイン病院はメキシコシティの中でも権威のある有名な病院です。スペイン病院には多富先生他数人の日本人、日系人の医師を集めた日系の医療グループがあります。日本語も通じ、日本大使館をはじめ、日系企業やJICAの派遣人もここを利用しているため、海外保険の手続きも熟知しています。


・スペイン病院(Hospital Español de México)
住所:Ave. Ejercito Nacional 613, Col. Granada , Mexico, D.F.
Sala 4(部屋4の意味)、Cosultorio 2, 3(診察室2または3)
(メトロ Polanco駅から徒歩約10分)
TEL: 5250-7964、5250-7959
診察時間:10:00-14:00, 16:00-20:00
多富先生(整形外科)、吉川先生(東洋医学科)、白石 Enrique先生(内科)、宗田先生(胃腸科)
必要書類: パスポートなどの身分証明書。海外旅行保険証もあるとよい。
往診可(要予約)※日本語可

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