エリア:中心部 ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館 街並み・街歩き 景色・景観
観光の特徴: 出会い カップル ファミリー マニア 子供連れ ひとり旅 シニア グループ・団体パリのノートルダム寺院や、ローマにはサン・ピエトロ大聖堂があるように、ヨーロッパの国には古くから受け継がれる大聖堂がありますが、このマドリードには1993年にはありませんでした。
1561年にマドリードに首都が移ってからも、トレド司教の管轄下にあったため、司教区がなかったマドリード。1883年に大聖堂の建築が始まり、19世紀後半のヨーロッパの流行を取り入れ、細長くとがった形の小尖塔や塔を持つネオゴシック様式にする計画でした。しかし、スペイン内戦が勃発したことで工事は頓挫し、1950年に建設が再開された際に、新しい建築家が公募で選ばれ、隣接するマドリード王宮に調和するよう厳格さや尊厳さを備えた新古典主義様式を採用しました。しかし、内部は当初の計画を活かしネオゴシック様式としました。そして地下礼拝堂はネオロマネスク様式を採用し、複数の建築様式を楽しめる教会になりました。そして1993年ローマ教皇フアン・パブロ2世によって聖別されました。
イスラム教に征服される前に、マドリードの人々は木製の聖母マリアを信仰していてました。イスラム教徒に征服された際に、マドリードの人々は都市を囲う古代ローマの城壁に刻まれた金庫にこのマリア像を隠しました。そしてレコンキスタを果たした1085年、この聖母マリア像を見つけたと言われています。そして、アラビア語で城塞の意味をもつアルムダイナから「聖母アルムデナ」と、名付けられています。
教会の上からはマドリードの街を見渡すことができ、絶景です。この教会は、2004年のアストゥリアス公フェリペとレティシア妃の結婚式に使われました。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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現代芸術家による礼拝堂と像は、歴史的復古作品からポップアート装飾まで多岐に渡ります。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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