エリア:カプリ島 ジャンル: 広場・公園 景色・景観
19世紀末から20世紀初頭にかけ、ヴァカンスのたびにカプリ島を訪れていたドイツ人起業家フリードリッヒ・アルフレッド・クルップが、所有していた別荘の一部であった公園を町に寄贈。ローマ皇帝アウグストゥスにちなんで、アウグスト公園と名づけられた。
クルップは、ヨットで島のピッコラ海岸に着いた後、別荘まで延々と歩かなくてはならないことに不満をもち、丘に沿って、ピッコラ海岸からサン・ジャコモ修道院まで上れる道を造ることを町に提案。1902年につづら折れの道が完成した。
公園からは、このクルップ通り(Via Krupp)やピッコラ海岸が眼下に見下ろせる。その他にも,ファラリオーニの岩島郡やサン・ジャコモ修道院、ティベリオ山、サン・ミケーレ山など、素晴しいパノラマを見渡せる。
ちなみにクルップはその後、カプリの名誉市民となった。
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