島内の交通

鉄道系の公共交通が存在しないこともあり島内の交通は主として自動車が使われています。地元住民は原則として自家用車か公営バスを利用します。ワイキキ周辺を中心にラジオタクシーもあります。ホノルル中心部を拠点として複数の州間高速道路が整備されています。

ザ・バス (TheBus) 地元民も利用する乗合交通機関

乗合交通機関として最も著名なものは公営バス「TheBus」です。島全体に約4,200の停留所が存在し、週間で約22万人の乗降客数があり、市民に広く利用されています。路線がやや複雑であるため不慣れな団体観光客などはあまり利用しません。

写真:CC-BY-SA 3.0

ワイキキ・トロリー 観光客にとって心強い味方!

団体観光客向けの公共交通手段として、観光客が集中するワイキキ周辺に観光会社や大型店舗等が出資しているオープン・デッキ型の「ワイキキ・トロリー」と呼ばれる大型バスが往来しています。主にショッピング・センターや観光スポットへの行程に使用されており、観光客にとってかかせない交通手段となっています。

州間高速道路

西から都市を横切る高速道路は、ヒッカム空軍基地 (Hickam Air Force Base) とホノルル国際空港を通り、ダウンタウンの北を走りマキキ (Makiki) とカイムキ (Kaimukī) を通り東方に続き、ワイアラエ/カハラ (Wai‘alae/Kāhala) で終わります。西部地域、州間高速道路H-1号線が ワヒアワ(Wahiawā) から州間高速道路H-2号線及びカネオヘ (Kāne‘ohe) から州間高速道路H-3号線に接続しています。

島の外への交通

ホノルル国際空港からは、アメリカ本土のほか、日本や中華民国、オーストラリアなどの環太平洋の都市、ハワイ諸島間の航空路があり、頻繁に運航されています。また、ホノルル港は外洋クルーズ船の寄航地としても知られています。

SNSでシェア!

このエントリーをはてなブックマークに追加