ルクソール博物館は1975年、ルクソール周辺で発見された遺物の展示公開するために建てられました。ルクソール周辺にある多くの遺跡から発掘された遺物、彫像、陶器、石器、装飾品などが多く展示されています。
中でも人気の高い展示物はアテン神を信仰した異端の王、アクナトンが作った壁とそのレリーフ、トトメス3世像です。とても静かで落ち着いた雰囲気の博物館ですのでゆっくりと館内を見学することのできるルクソールでおすすめの博物館です。
ハプシェプスト女王との共同統治から独立して王権を握ったトトメス3世は、強大なエジプトを目指して積極的に外国へ遠征を繰り返し、エジプト版図を史上最大とし、大きな繁栄をもたらした。
この像のトトメス3世は若く、もっとも力を発揮した自信に満ちた頃の姿をとどめている。このころ、国力の充実にともなって、王家に使える職人たちの技術も頂点に達した時代でもあり、この王像は理想的な表現を極めた代表的なものである。
※写真:トリップアドバイザー提供
これは精力的に仕事に取り組む像で、エリートの象徴である書記の姿で表されている。腹部が大きくたるみが見えるのも、それだけ豊かな食生活であったということの表現であり、必ずしもこの人物が太っていたというわけではない、ということだ。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | ルクソール博物館 / Luxor Museum |
住所 | Corniche el-Nil, downtown Luxor |
電話番号 | (095) 370569 |
営業時間 | 【夏季】9:00-17:00, 17:00-22:00 【冬季】9:00-21:00 |
休業日 | なし |
HP | http://www.egypt.or.jp/remains/luxor/nile_east.html |
入場料 | 旅行者:LE 70 (学生:LE 35) |
アクセス | 鉄道 ルクソール駅から2.0km。ナイル川沿い |
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