オストログ修道院は、17世紀に、崖のくぼみにへばりつくようにして建てられたモンテネグロ最大の巡礼地と言われている修道院です。この修道院には、その中に聖ヴァシリエ・オストロスキの遺体が収められており、現在でも世界中の国から多くの人々が巡礼に訪れています。
ザフムリエ・ヘルツェゴヴィナの大主教であるヴァシリエ・ヨヴァノヴィッチは、1656年にこの修道院を建て、1671年に死ぬまでそこで暮らしていたと言われています。ビエロパブリッチ谷の上高くにそびえるオストログの丘の巨大な岩に張り付いているかのような修道院は非常に印象的な光景です。
上部の修道院は、2つの独特な洞窟教会-聖母被昇天教会とホリークロス教会で成り立ち、聖母被昇天教会には、聖ヴァシリエの遺体が保存され、フレスコ画できれいに飾られています。
※写真:トリップアドバイザー提供
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