奇蹟者聖ニコライ聖堂はブルガリアの首都ソフィア中心部のツァル・オスヴォボディテル通りに面したロシア正教会の聖堂です。
聖堂は、1882年の露土戦争後、ロシア帝国によってオスマン帝国からブルガリアが解放された後に破壊されたサライ・モスクの跡地に建てられました。聖堂はロシア大使館の公式の教会、またブルガリア在住のロシア人のための教会として、大使館の隣に建造され、その名前は慣習に従って、ロシア帝国の皇帝で、後に列聖されたニコライ2世の名をとってつけられました。ロシアの建築家ミハイル・プレオブラジェンスキーによってロシア復興様式で設計され、17世紀のモスクワの聖堂に倣った装飾が施されています。色鮮やかな外装のタイルはG. キスリチェフにより、内装の壁画は、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の内装も担当したヴァシリー・ペルミノフを長とする芸術家のチームによって製作されたものです。5つのドームは黄金で被服されており、鐘はニコライ2世によって寄贈されたものです。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 奇蹟者聖ニコライ聖堂 / St. Nicholai Russian Church |
住所 | St. Nicholai Russian Church Sofia, Bulgaria |
HP | http://www.info-sofia.bg |
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