エリア:プノンペン 観光 ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館
観光の特徴: 必見! 歴史・文化 ひとり旅 シニア1976年4月頃、クメール・ルージュ(正式名称:カンボジア共産党)はプノンペン中心部に位置する校舎を引き継ぎました。それ以後この施設はコード・ネーム「S21」と呼ばれる、極秘の収容所となります。反革命分子として見なされた全ての人々は家族と共にここに集められ、拷問や過酷な尋問を受け続けました。恐ろしいことに2年9ヶ月の間に14,000~20,000人が収容されたと言われていますが、そのうち生還できたのは8名のみ。刑務所と言うにはあまりにも生存者が少ないです。S21は現在、博物館として公開されています。館内では子供の看守を含む約1,000名の受刑者の写真や、生き残った画家が描いた拷問の様子の絵が展示されています。多くの関係者や無実の一般人が犠牲となったこの場所からは、当時の陰惨な状況を感じずにはいられないでしょう。内部では1時間ほどのドキュメンタリー映画も視聴可能です。
営業時間:7:00-17:30
定休日:無休
入場料:$2
英語ガイド:$6
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