現代に生まれ変わったデバター達

アプサラダンスとはカンボジアに古くから伝わる宮廷舞踏の一つです。「アプサラ」の語源は古代インドの神話に登場した天使「アプサラス」の名前に由来しています。

インドの文化はルーツであり、タイの踊りと非常によく似ていますが、カンボジアのダンスはより落ち着いた、ゆっくりとした動きが特徴的です。

伝統的な古代のダンスであるものの、それを行った学生や教師の殆どはポル・ポト政権時代に処刑されました。今もこのダンスが観れるのは、その時代を生き延びた教師たちが伝統舞踏の復活を目的に、1989年頃から子供たちに受け継いでいる為です。

ダンスのテーマは古代インドからのもので、「ラーマーヤナ」や「マハーバーラタ」は特に人気です。そして、その繊細な手の動きも一つ一つ意味があります。勿論その動きの意味を知らなくても、雰囲気は十分楽しむことができるでしょう。

伝統舞踏を踊る、豪華な衣装を身にまとう若い女性たち。それはカンボジアに住む女性の美しさと強さが伝わる伝統舞踏です。きっと、遺跡観光の後のショーはあの美しいデバター像や彫刻がこの世界に生まれ変わっているような錯覚を覚えるはずです。

アプサラダンスはシェムリアップのホテルやレストランで観ることが可能です。

開催している場所

クーレンⅡ(Koulen Ⅱ/レストラン)

■住所:Sivatha St., Siem Reap
■Tel: 012 897 105
■営業時間:11:00-14:00, 18:30-21:00
■定休日:無休

アマゾン・アンコール(Amazon Angkor/レストラン)

■住所:#998, Salakanseng, Svay Dangkum, Siem Reap
■Tel:012 966 988
■営業時間:11:00-14:00, 18:00-21:00
■定休日:無休
※ショーを観るには予約が必要です

写真:トリップアドバイザー提供

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