ホーム > 観光スポット一覧へ > サンタ・マリア・デル・ピ教会
エリア:ランブラス通り・ゴシック地区 ジャンル: 観光名所・旧跡 イベント 街並み・街歩き
サンタ・マリア・デル・ピ教会はあまり知名度はありませんが、14世紀に建てられた歴史ある教会です。1319-1391年の間に建設され、装飾をほとんど欠いたカタルーニャゴシック様式をしています。しかしながら、1936年にこの教会は火災によって大打撃を受け、その後修復がなされました。 ゴシック地区を歩いていたらふとこの教会に出会うかもしれません。教会の目の前にあるピ広場では、しばしば市場が開かれるので、もしタイミングが合えば見てみるのも面白いですね。
メトロ「リセウ駅(Liceu)」で下ります。
これが通りの名前です。
道なりに歩くと2分ほどで教会に着きます。ティンパヌムと呼ばれる、入口上部のアーチによって区画された装飾的な壁面には、マリアとイエスが描かれています。
サンタ・マリア・デル・ピ教会 正面。上に見えるのはバラの窓です。1936年の火災によって壊れたものを1940年に復元しました。
この教会では、コンサートも開かれます。
現在ではお祭りでよく見られるヒガンテンテス(巨人の意味)も元々は教会に関連のあるものでした。約3mある大きな人形です。
右に続くのは、祈りのための部屋です。
祈り部屋
入場料は3ユーロです。中には、博物館のような資料・宝物展示室もあります。
入口前にある、水汲み場所。イエス・キリストの体に水をかけている絵も飾ってあります。
教会の内部。中は縦54m、幅16.5m、高さ12.2mあります。
両端には祭壇が並んでいます。
祭壇
祭壇。モンセラットの黒いマリア像もあります。
黒いマリア像
パイプオルガン。この日は、ミサの最中でもないのに、パイプオルガンの演奏が行われ、神聖な雰囲気でした。
聖ジョセップ・オリオル
礼拝がおこなわれる台です。
中央の台には、イエス・キリストや天使が描かれています。
聖母マリアと天使
教会の上部はステンドグラスで囲まれています。光が入ると特に明るく、美しい輝きを放ちます。
処女シンタ
メルセの聖マリア像
聖ミケル
祭壇の隣には、絵画も飾られています。
教壇の方から、正面入口を見てみます。とても奥行きを感じます。
直径10mのバラの窓は必見です!中から見るとより一層美しいです。
教壇の右奥には、資料展示室があります。
ここには、歴史的な資料が飾られています。
教会の祭壇を囲っていた天使たち
祭壇に飾られる、18世紀の聖ヨハネの絵画
ここからは、宝物です。これは、アントニ・ビラドマット・イ・マナルトのサグラダ・ファミリア(La Sagrada Familia)という作品です。
16-18世紀の置物や杯です。
とてもきらびやかです。
15‐16世紀のものです。
19‐20世紀のものです。
フアン・カレーニョ・デ・ミランダの「王の礼拝」という作品です。
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